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タナカキミアキ
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長男が中1で簿記2級合格〜実践で基礎を鍛えれば応用は簡単。ビジネスも同じ話。

長男が中1で簿記2級合格〜実践で基礎を鍛えれば応用は簡単。ビジネスも同じ話。
 若い頃に資格学校の講師を勤めていたキミアキ先生。新人講師の頃には自分が上手く教えれば受講生の点数も高くなると考えていましたが、結果はさっぱり。ところがある日、一流講師は目の前の受講生が自ら勉強するように動かすことに気付かされ、そこから受講生の点数はうなぎのぼりに上がったとか。経営者が従業員を動かす論理も全く同じようにできています。

一流講師と新人講師では受講生の点数も全然違ったものになる

 去年私の息子が、中学1年生で簿記検定2級に見事合格してくれました。

 試験に関しては合格率が15%くらいだろうということで、15%だったらこういう問題を出してくるだろうな〜、と予想して親子で準備していたんです。

 ところが本番の試験が終わると、試験会場の校門で待っていた私に「今回の問題は15%の問題じゃね〜よ〜。あれ30%の問題だよ〜」って。

 つまり良い方に転びまして、合格率30%くらいだと思えた問題だったよって話だったので、多分受かっただろうな…とは思っていましたが無事に合格しておりました。本当にありがとうございます。

 これね、私が新人講師の頃に一流の先生方と自分を比較して、ハッキリ分かったのは、私の受講生は「点が取れない」だったんです。当時は。

 もう全然違うんですよ。

 一流の先生方が教えている受講生と私が教えている受講生じゃ、点数が全然違うんです。

どんなに喋りを鍛えても受講生の点数が上がらない

 これって商売も同じでね?

 本当にもがき苦しむ「新規のお客さんが、どうして自分は取れないんだろう」って。

 「なんで…!なんで!!なんで!!!アイツは取れてるのに!!」って。

 アイツは取れてるのに、どうして自分は新規のお客が取れないんだって、同じようなもがきなんですね。

 私は若い頃に資格学校の先生をやっていたことがあるんですが、当時、受講生が点を取れないことでもがいてました。

 御茶ノ水って所で授業をやっていたんですが、その隣の駅っていうのが、みなさんもよくご存知の秋葉原だったんです。

 秋葉原の駅前で昔は実演販売をやっていたんですよね。

 その実演販売の穴あき包丁の川口さんという方の実演販売を、「もう本当に全部盗んでやろう!」って見てました。

 引き込まれるんですよ、私もついつい穴あき包丁買っちゃった側ですからね(笑)。

 ああいう喋り方、ああいう惹き付け方をすれば良いに違いない!と思ってね。

 ほとんど授業がある日は合間に見に行って、その実演販売の方々から話方とか惹き付け方、そういうものを盗もうと一生懸命でした。

 ところがっ!もう本当どんなに良い授業をしても…受講生さん達が点を取れなかったんです。

 本当にねぇ…取れないんですよね。商売だったら、新規のお客さんが取れないみたいなことでね、もがいてもがいて…もがいてもがきまくってました。そういう時が私にもありました。

一流講師は目の前の受講生が自ら勉強するように動かす

 そして、とある時に先輩講師に「二流講師と一流講師の違い」っていうことを教えてもらいました。

  二流ってのは、所詮が上手く教えることができるだけの講師。

 だから上手く教えるっていうことを突き詰めて行っても、所詮が二流止まりなんだ。

 そして、一流講師っていうのは違うんだ。

 一流講師っていうのは、目の前の受講生を自分から勉強するように動かしていかなきゃいけない。

 これが一流の成せる技なんだ。

 タナカお前よく聞いておけよ

 あの可愛いネェチャンたちが自分からパンツを脱ぎ出す…!これが!一流講師なんだよ!!!

 俺)「そうなんすかーーーッ!!」


 みたいな(笑)。

 みんながこう〜自分からパンツを脱ぎ出す!これができるのが一流講師なのかぁ!みたいな感じで(笑)。

 私もその気になったんですけれど、これで私も随分とフッ切れましてね。

 正直言うと、講師業と社長業って似てるんですよね。

 結局、自分がどうこうじゃなくて、相手、要するに従業員さんをどう動かして行くかっていうね、そういうところで通じる部分があります。

 このお説教を受けた時に先輩に何て言われたかって言うと、「この135流講師がぁ〜!」って言われたんです。

 一流と二流の話を教えてくれたのに、俺のことは135流講師とか言うわけですよ(笑)。

 私もその時にこういうことが分かって、そこからです!そこから合格率の数字がグァ〜ッと上がったんです。

一流校は常に実践の優れたカリキュラムを用意する

 ですから子どもにも、まずは簿記の3級のときから、自学自習…自分で学ぶことその習慣付けからやりました。

 ですからね、本当にね、上手く教えたって数字は出ない、合格率は上がらない。

 これが一流校であったが故に分かったのは、実はカリキュラムがあるんですよ。

 一流校っていうのは、カリキュラムがちゃんとしているんです。

 まずはテキスト(教科書)を見ながら講義があって、そして問題集を解かせて、そして試験に近くなってくると過去問題を解かせて、そしてもっと直前に…2〜3週間前になってくると直前予想問題を解かせます。

 ちょっと難しい新論点が入ったりとかね、こういう流れで行くわけです。

 やっていた本人としては怒りました。「これじゃ受かんないよ」って。

 受かんないですよ。数字が出ない。

 基礎の作り方なんです。「点」が取れるようにするには基礎をテキストとかでやっちゃダメなんですよ。

 基礎は過去問で作っていく。

 だから1番重視するのは過去問の問題を覚えこむまで、まず解いて、そして頭に答えが分かる…もう覚えちゃっているみたいな感じでやるのが1番「点」が取れやすい。

実践で基礎を鍛えれば応用につながっていく。ビジネスも同じ。

 ですから私も「三連式」っていうのを開発したんですが、何やるかって言ったら1番最初に答えを見ながら問題を解くんです。

 そして次に2回、答えを見ないで問題を解く。そうするとパターンがしっかり頭に入ってきちゃう。

 その過去問のパターンで基礎を作っちゃう。そのパターンが出た!って思ったらそれで満点取れちゃう。

 そうすると、基礎点がもうできちゃうんですよ。

 簿記の3級2級っていうのは70点で合格できます。

 1級となりますとね、競争試験になりますので、要するに10%しか受からないので、まぁほとんどね会計士の受験生の力試しの方が受かっちゃうっていうのがあるんですけれど。

 もし、簿記検定を受けたんだけれども落ちちゃったっていう人はですね、もう本当にまずは過去問で基礎の点数を作っちゃうこと。

 要するに基礎の点数を40点、50点作ってしまえば、あとは20点取ればね、ほら70点で合格だからね。

 そんな感じで、実はうちの息子も過去問で基礎点を作って、簿記検定2級を挑ませて合格しました。

 ビジネスも同じで、まずは自ら考え自ら動くように、実践、実践で基礎を身体に徹底的に染み込ませちゃって、こうなったらこうくるよねー、と自分で自然に考えて動けるようにする。

 そうすると社長業も一端にはなれるのかなと思うこの頃です。


 

2018年3月26日

経営 塾講師 受講生 経営者 社長業 従業員 生産性

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