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起業は失敗する2018〜計画がずさんだと大金ぶっこくよ(体験あり)

起業は失敗する2018〜計画がずさんだと大金ぶっこくよ(体験あり)
 起業しても10社に9社は消えていき、経営を入れて勝ち戦を仕掛けても残るのは2社に1社。起業とはそれくらい難しいものです。そのため私達は損切りのラインを明確に決めて、倍々ゲームで粗利を増やせないなら最初からその事業をやらないなど、様々なルールを設定して事業を始めなければなりません。それでも起業は失敗します。

起業は失敗する2018〜10社に9社は消えていく

 今日は「起業は失敗する2018」と題してお話しようと思います。

 2012年にお話をした動画が延べ12万回くらい再生されていて、凄く反響が大きかったんです。

 起業すると失敗するケースが非常に多いので、再度その話をしていきますね。

 所詮は素人なので、スモールビジネスというのは統計的にも、本当に生き残りが難しいという実態がハッキリと出ています。

 国税庁発表の都市伝説とかもあるんですけれど、我々が実務的に扱っていても本当にスモールビジネスというのは、普通にやっていると10年生存率は10社中1社、くらいしか生き残りません。

 ところが、急に生存率が跳ね上がるのは「経営」というものを入れた場合で、この場合は大体5倍くらいにはなる。

 10社中5社は生き残る、つまり2社に1社は生き残るというふうになります。

 これと対比するのが大手チェーン店、フランチャイジーの資料を持ってきた場合なんですが、大手チェーン店は10社中4社から5社が生き残るというデータがあります。

 「経営」が入っている方と近いくらい残ると言われています。

「経営」を入れるとは?経営しないとどうなるの?

 さっきから「経営」を入れるって言ってるんですが、これが一体何かというと、基本的な考えとしては、事業計画書があったり経営計画書があったり、そしてちゃんと幹部たちがいて、話し合いによって、より良い方向に経営をもっていくと。

 そのような事をやっているのが「経営」でございます。

 経営にならずに潰れていくところというのは、まずみんなで数字を共有していないから、赤字であってもズルズルと続けてしまうんですよ。

 ”店”なんかが特にそうなんですけれど、「撤退する」といっても撤退するのには借りている店を元通りにしなければいけません。

 現状回復の費用負担があって、撤退するにもお金が要るから、な〜んとなく続けてしまおうぜ…っていう(笑)、ズルズル引きずり累積損失が積み上がってしまうっていう傾向があります。

 ですから銀行から借りられるだけ借りてしまう。もっとヤバい金利の高い所からでも借りてしまう。

 その返済が行き詰まって、そして初めて降参〜っていう感じになるわけです。

撤退ラインは期限か累積損失で明確に区切ろう

 では撤退ラインというのを考えてみましょう。

 新規事業というのは毎月毎月きちんと損益を見ていくと、大体1年半(18ヶ月)くらいで、「これはもうやってもしょうがないな」っていうのが大体見えます。

 その時に累積損失が大体1千万円くらいであれば、これはね、ここで撤退しても再起可能です。

 これね、1千万円っていうのは、個人が借金を背負っても1千万円なら再起できるっていうラインだと、ひとつ覚えておいてください。

 ですけれどね〜…なかなか1千万円くらいでは撤退しないんスね〜(笑)。

 私自身も1千万円くらいじゃ撤退しないタイプだって自覚あるんですけれど(笑)、この辺で止めておけば、すぐに再起ができると思っていた方が良いと思います。

起業の不思議〜1千万円の損失なんてすぐ出せる

 では、仮に20坪位の店を開くとしましょう。

 そうすると1千万円くらいの投資で何ができるかというと、せいぜい”居抜き”ですよ。

 前の人が夜逃げかなんかした所で、内装とか造作とか色々残っていて、設備も残っててって。

 それを始めるのに大体1千万円くらいですね。

 中もコンクリート打ちっぱなしの状態から内装全部入れて、そして造作物入れたり設備の機械などを入れたら、到底1千万円なんかじゃぁ済まないから、始める時点でもうヤバいんですよ。

 これが回収できれば良いんですけれど、回収できないままもっと累積損失が大きくなって、潰れていくっていうケースも多々あります。

倍々ゲームで粗利を増やせないなら最初からその事業をやらない

 新規事業はこれから初めて商売をする人、それからすでに自分で商売をやっていて、新しい事業部を設けるときもそうなんですけどひとつの目安として粗利益を重要視します。

 売上げでは無いですよ、粗利益です。

 美容室とかね、技術料が主な場合は売上=粗利益ですけれどね、粗利益2千万円が見えるかどうかで、私たちもひとつの決裁のラインを決めていまして、粗利益2千万円が見えない計画書だったら、そもそもその新規事業はナシにすると決めています。

 粗利益は、1年目…500万円、2年目…1千万円、3年目…2千万円という感じで積み上げられるようにします。

 これは初めて聞く人にとっては、倍々ゲームって大変じゃないか?って思われるかもしれません。

 だけれど、これくらいのスピードでもっていかないと、実務的には本当に大変です。

 ですから、倍々ゲームでやっていくには「経営」も入れていかなきゃいけないって話なんですね。

実践は既に勝っている計画の証明作業に過ぎぬ

 兵法とか昔のものに書いていることなんですが、「まず勝てる状況を作り そして戦う」と。まずは勝てる状況が見えてから、そうしてから戦う。

 あるいは、「まず作戦で勝ちて 戦いは既に勝っていることの証明作業」にすぎないっていう形で、実務を進めるのが経営です。

 まずは作戦で勝っておいて、実際に戦うときには、作戦でもう勝っているんだから、この通りやれば既に勝っていることの証明作業になるべくらいの感じで、作戦を詰めたりはするんですけど。

 これ、最初はなかなかできないです。商売に慣れてくるとできることなんですけどね。

 そして、もっと怖いことを言っておくと、実はですね我々も大損ぶっこいたりするときとかね、やっぱり失敗することはあります。

 その時の失敗の原因は、ほとんどが「作戦がずさん」だからなんですよ。

 作戦がずさんだったってことを後からイヤという程分かります。

 それで損失が膨らんでしまった〜ってことがありましたので、みなさんも気をつけてください(笑)。

借金35億を見事返済した矢沢永吉が最後にすがったのは自分

 実際、起業に失敗して借金がたくさん残ることってあります。

 その時に!!これはロックンローラー矢沢永吉さんの良い言葉がありますので、これをみなさんに捧げたいと思います。

 矢沢永吉さんは確か90年代だったと思うんですが…チョット私の記憶が定かでは無いんですが、80年代後半の事だったかもしれません。

 35億円の借金を背負うことになったんです。それを返さなきゃいけない。

 その時に矢沢永吉さんが奥さんから言われた言葉として、糸井重里さんとの対談で言っていたことなんですけれど、

 ”(奥さんが)大変だけど矢沢永吉が本気になったら返せない金じゃないと。

ホントに、ホントに?と聞いた。マジ?っと、3回くらい聞いた。

矢沢だったら返せるって言われた時、俺はそれにすがりたかった。”

 っていうことで、矢沢永吉さん、35億円を返してしまいます。サントリーのBOSSのCMに出始めたのも、この借金の返済のためといわれております。

 矢沢永吉さんは確かに大物ですけれども、矢沢永吉さんにとっても35億円ってやっぱり大金だったんですよね。

 最後は自分を発奮させて、見事に返したわけです。

起業は失敗する〜だから自分を信じてやるだけ

 我々も失敗をする度にいつも大金を、何かしら返済していかなくてはいけない。

 私は自己破産もしたことありませんし、未だにクレジットカードも持っていますけれど、それは借金から逃げないからです。

 借金から逃げなければ、再起もできる。

 そういうことを知っていれば、より大きなチャレンジをして大きな失敗をするんですよ。

 小さなチャレンジだったら、小さな失敗で済むかもしれない。

 だけれど失敗して当たり前。スモールビジネスだったら10社中9社が潰れるくらいの難しい仕事をしているんです。

 ですから、矢沢永吉さんの言葉にもあるように、矢沢永吉さんだって返せた!よし!自分も絶対返せるんだ!って、そんなふうにやっていけば良いと思います。


 

2018年2月5日

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