評価され人を動かせる40代になりたい人は20・30代をどう過ごすべきか?

経営

 40代になると、肉体能力の低下を決して無視できなくなります。贅肉は落ちにくくなり、老眼が一度進み始めると近くがボヤケて見えにくくなります。ですから40代以降は、2〜30代の頃のようにがむしゃらに働くのではなく、人を上手くマネジメントする側に回り、頭で稼がねば、市場評価がどんどん落ちてしまいます。では、2〜30代をどのように過ごせば評価される40代になれるのでしょうか?

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40代も後半になると身体の限界が目に見えて理解できるようになる

 今日は、「評価される40代として生きていきましょう。」というお話をしようと思います。

 私もついに48歳です。

 もう40代も後半戦の折り返しで、もう〜ね、本当に時が過ぎて行くのは早うございます…。

 最近は老眼でろくに目も見えませんから(笑)。

 もともと近眼に乱視が入って視力0.1くらいなのにね〜、世の中が見えないんですよ。近くも遠くも見えない(笑)。

 まぁ、40代になれば仕事をやっていくうえで、やり方が変わって、評価も変わって来たなぁと感じます。

 今までの人生のおさらいみたいな感じでお話していきます。

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40代で評価されるには20代と30代をどう過ごせば良いのか?

 20代の仕事というのは、字のとおり「仕えること」で良いと思うんですよ。

 先輩の言ったとおりに「はいッ!先輩の言ったとおり全部やります!!」って感じでね(笑)。

 ある程度の良い会社に入れると、本当に素晴らしい先輩方や素晴らしい同僚に囲まれますから、そういう人達の言うことを聞いておけば良いんです。

 それが20代の仕事ですね。

 30代になるとやっぱりやり方はちょっと変わって、今度は自分達が先輩になりますから、自ら考え自ら動くということが本当に大事になってきます。

 30代といってもね〜…30代前半にはこれを作り上げておかないと、結構後が辛いんですけどね。

 そしていよいよ仕上げの40代、50代となるとですね、人を動かすことができないとなかなか厳しいんですよね。

 ですから、基本的に20代の仕事はガムシャラに先輩が言ったとおりにやっておけば良い。

 30代になって自分で考えて「これはこうだ!」って自分で動く。

 40代になったら人に動いてもらう!

 そんな感じで、世代ごとの働き方っていうのはザックリ分けられると思います。

 20代・30代はプレイヤーで、選手で良いんですけれど、40代になったらさすがに選手だけでは生きにくいですよね。

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事業者もプレイヤーのまま40代を迎えるのは辛い

 事業者においても、生きにくくて、やはり「自分は何かできます」だけではなくて、人を雇用してやっていかなくてはいけないのが40代・50代ですね。

 自分達の体も20代・30代ほど動きませんからね。私みたいにジジイになって目も見えなくなると大変なんですよ(笑)!

 我々がいつも考えているのは、会社組織の中でも会社を起こしても同じなんですけれど、とにかく自分の役割を演じることですね。

 それから周りに与えていくこと。

 これをずっとやっていれば、それ程40代になっても評価が低いっていうことは無いですね。

 ですから、少し上の方から見ていなくてはいけないんですよね。

 上の方から見て、自分はこの中で一体どんな役割があるんだろうか、とか。

 それから上の方から見て、「お、こいつは人に与えているなぁ」とか、見える形で残していかなくてはいけないですね。

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30代の起業はひたすらにがむしゃら。毎日がテストの日々。

 私があおば会計を妻と始めたのが、33歳の時です。

 33歳で始めて、それから3年間くらいは休めなかったですね。

 労働時間も長くて、事務所を開けている時間が朝の9時から夜21時までの12時間。

 それでもとくかく休みが取れなくて、正月の三が日を入れても年間7日しか休めなかった(笑)。

 そのくらいとにかくガムシャラだったんですね。

 うちの長男が生まれたのが妻が37歳のときの3月7日なんですが、3月6日の夜から陣痛が始まったんですけれど、陣痛が始まっても病院の外に出て携帯電話でお客様とまだ打ち合わせしてましたからね(笑)。

 けっこうタフでしょう?

 そして3月7日は私がお客様の所を3件回って、戻ってきたら長男坊が生まれていました。

 そのキツい時期を思い出すと、本当に毎日テストされて毎日評価されて、その中で自分達は生きていたな…って本当に思うんです。

 「いつもテストされて、いつも評価されている」

 これを頭に置いて、だから100点満点の仕事じゃダメなんだ、もう150点くらいの仕事をしなくちゃ絶対にうちらは生き残っていけないんだ!って言い聞かせていました。

 それくらいキツい日々があったわけです。

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いざ勝負の40代を迎えれば自分の価値は市場評価でしか決まらない

 そういう日々があると、会社の中にいるときは自己評価と会社評価が食い違ったりして、「おれはこれくらい価値がある!と思っているのに会社の評価低いわ〜」とか不満があったんですけれど、そんなの全部!ぜ〜んぶ吹っ飛んじゃいました。

 自分達がどこに出されても絶対通用する状態となるなら市場評価が1番。

 だから、会社の中の社内政治なんてクソ食らえじゃ!みたいな感じの考え方になっちゃいました。

 市場評価を考えていく時に、20代30代の時はただガムシャラで良いんじゃないかなと思います。

 そのガムシャラの中で何かを掴んで行くことって、やっぱりありますからね。

 そういうふうに単純にやって来ても、40代になって人を使って行かないといけない時に、自分がガムシャラにやってきたことがひとつの価値になって、人に対しても優しくなれるし、そういう形で良いマネージャーになってマネージメントが出来れば、会社だって起こせますからね。

 ですから、とにかく20代30代はガムシャラに突っ走れ〜!と伝えたいですね。

 
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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
税理士
簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
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