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だまされる側の経営者となるなかれ!ドラゴン桜に学ぶ「信用の力」

だまされる側の経営者となるなかれ!ドラゴン桜に学ぶ「信用の力」
 マンガ『ドラゴン桜』では、元暴走族の弁護士・桜木先生が落ちこぼれ生徒たちに世の中の冷酷な仕組みを伝えたうえで、「このままだとお前らは負け組だ」と発破をかけ東大合格を目指すよう諭しました。同じように多くの赤字に陥っている中小零細企業の経営者は、世の中の仕組み「信用を得たものが勝つ」ということを知りません。だまされる側の経営者とならぬため、いち早く信用を手に入れませんか?

ドラゴン桜「お前らこのままだと一生だまされ続けるぞ!」

 10年位前に終わった漫画なんですけれど、『ドラゴン桜』という漫画をご存知の方は多いのではないでしょうか。

 元暴走族の弁護士・桜木先生が、俗に言う「バカ学校」から東大合格者を出すというお話ですよね。

 事前に生徒に教えることがあるんですけれど、要するに「このままだとお前らは負け組だ」と。

 「負けるって言ったのはだまされるって意味だ!」「お前らこのままだと一生だまされ続けるぞ!」って言うんですね。

 そして、これは実際にあります。つまり、世の中は、だます人とだまされる人の2種類に分かれているのが現実です。

お給料を払う側になるとわかる労働搾取の現実

 今の状況で言うと、実際に頭が良い人達が、一般労働者達を如何に騙しているかっていうのを、お給料を払う側になるとわかってしまいます。

 頭が良い人達っていうのは、こっそりかすめ取ろうとするわけですね。

 ところが一般労働者は、とても信じやすい。

 例えば、自分の給料明細を見て、「あぁ…自分はこれだけ差し引かれて、手取りでこれだけ貰えるんだなぁ」みたいな感じで信じちゃうんですよね。

 ところが頭の良い奴らっていうのは、給料明細には無い…具体的に言うと、給料額の15%くらいを裏で持って行くんですよ。

 労働者達には分からないようにね。

 つまり、「お前らこのままだと一生だまされ続けるぞ!」っていうことですね。

士業も各省庁が楽をするために作られた商売

 これは労働者で無くとも同じ話です。

 中小零細企業におきましても、世の中の仕組みをちゃんと分かっていないと、労働者のように騙され続けるかもしれないぞ!ということでお話なんですね。

 もちろん士農工商みたいに考えますと、まず公務員さんがいて、公務員さんも自分たちが色々ルールを作る側なので、彼らはめちゃくちゃ頭が良いんですよ。

 まだ色んな手続きがコンピュータ化される前の時代に、自分達の仕事を楽にしようということで、各省庁に1こずつ〇〇士っていうのを設けたんですね。

 私の妻も税理士なんていうのをやっていますけれど、その仕事も正直言うと、コンピュータ化される前に各省庁の…当時は大蔵省といいましたけれども、その大蔵省が楽をするために作られた商売なわけですね。

 それが士業(サムライ業)の現実なんですよ。

現在の士農工商でたとえると一流企業は「工」と「商」

 それから民間企業ていうのは元々凄くて、日本はなんやかんや言ってもGDP世界第3位なんでね、一流企業というものがございます。

 私が一流企業と呼んでいますのは、年間利益をコンスタントに100億円以上あげることができる会社で、だいだい日本には500社あります。

 これは士農工商でいきますと、工と商にあたりますね。

 士、農の農は第一産業的に言うと、農業・漁業・林業に関しては到底 1年間の利益が100億円も出るような会社とかグループはありません。

 ですから、ここの500社に勤めておけば、公務員のように比較的安泰な生活を送ることができるんですね。

 年間利益100億円…。

 「年間利益100億円もあげている会社が、日本に500社ある」

 商売人としてこれはちょっと覚えておいてくださいね。

能力が無くとも資格さえあれば信用を得られる個人事業主

 今度は個人の話です。

 個人が商売人になるときは、個人事業主になれば良いだけです。だれでも商売人になることができます。

 ところが、先程も出てきました士業と呼ばれるような人達というのは、これにワンクッション挟むわけです。

  個人 ⇒ 資格 ⇒ 個人事業

 という具合に直接個人事業をやらないんですね。なぜなら、商売人としての能力が非常に低い人が多いんですよ。

 ではその人達は何をするかと言うと、資格を取るんです。

 国がつくった省庁ごとに1個ずつある資格を取って、その資格を元に個人事業を始めるというパターンなんですね。

 これねぇ大事なんですよ!

 どうしてこの資格というものを取らなきゃいけないかって言うと、まず大前提として自分の個人の力では商売人になれない。

 ところがこの「資格」というものはなんなんだって話になって、これを世の中ではいわゆる「信用」と言うわけですね。

 ですから商売人に直接はなれないようなレベルでも、「信用」というものをつければなんとか商売をやっていくことができるんですね。

多くの中小企業が赤字から抜け出せないのは世の中の仕組みを知らないから

 ではこれを中小零細企業に置き換えてみましょう。

 日本企業はここ何十年も約70%が赤字経営です。

 一方で、日本で8万番の経営者になろうと思ったら、年間利益が4千万円以上になると日本で8万番に入れるわけです。

 これが中小企業の3%くらいで、そして一応この年間利益4千万円以上出していると、「儲かっている会社」と言われるわけですよ。

 では本当にこの8万番までに入っている会社の社長や経営陣が、それほど商売が上手いかどうかっていうのはチョット疑わしいでしょう?

 もしかしたら自分達はずっと騙され続けているんじゃないか。

 普通の労働者のように、とことん一生懸命、一生懸命働いて…ところが全然豊かにならないって。

 年間利益4千万円ぽっちも出せないのは、もしかしたら仕組みを知らないだけなんじゃないかって、そう思いますでしょ?

 実際のところ、これが本当にそうなんですよ!

「信用」を手に入れて搾取される側からいち早く抜け出せ

 じゃあ、どうすれば良いのか?そこで大事なのが、さっきの士業の人がやったように、「信用」というものを手に入れるってことなんです。

 商売が下手くそでも、士業の多くの人は商売が下手くそなんですよ(笑)

 そういう人でもやったように、同じように中小零細企業でも「格付けを上げる」。要するに信用の格付けを上げていけば良いんですね。

 1番は銀行なんですよ。銀行によって格付けしますからね、全部。

 銀行格付けを上げて、そして信用力を付ける。

 この信用に関しては、やはり民間ですと帝国データバンクの評点とかもあります。

 格付けをどんどん上げて、信用力が上がるようにすると全てが変わってきます。

 1番は取引先が変わってきます。取引先が金持ち企業や金持ち個人になってくるんですね。

 そういうことをちゃんと知っておけば、自分達が長時間、頑張る…頑張る!頑張る!!じゃなくて、むしろ企業価値を上げるような、その経営の仕方に変わっていきます。

 これをやったら決算書の作り方なんかも変わってきて、それをどうやって世の中に知らしめていくかってことも長けてくるようになるんです。

 せかせか、社長が労働者と同じように働き続けるくらいだったら、こういうことをやった方が良いんではないかっていう話です。

 この『ドラゴン桜』では、よく「知っているか、知らないか、ではこんなに違うんだ」というようなセリフも出てくるんです。

 ぜひ皆さんにも信用を手に入れてもらって、だまされない側の社長さんになってもらいたいなと思う次第です。


 

2017年11月14日

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