「何かを売る 今すぐに」ダイレクトレスポンスマーケティングを今こそ実践せよ

マーケティング

 冴えない現状を打破し突き抜けた売上を作るためには、結局のところモノを売る力がその人に必要とされます。毛嫌いされがちですが、ダン・S・ケネディを始めとするダイレクトレスポンスマーケティングの大家たちの教えは、「何かを売る 今すぐに」という言葉に代表されるように、まずは己の力でお金を稼ぐ大切さを教えてくれます。

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プロダクトローンチの天才といえばダン・S・ケネディ

 今日は悪魔のセールス手法といいましょうか、「プロダクトローンチ(商品を爆発的に売る方法)」について、ある本を使いながらお話してみようと思います。

 ある本とは、ダン・S・ケネディさんの著書で定価3,800円の『ダン・ケネディが教える小さな会社のためのマーケティング入門 』です。

 私が持っているのは2015年の本でございまして237ページまであります。

 今日の話の中で1番大事なのは、この本を550円の送料のみの負担で売っているという、ダイレクト出版社さんのやり方なんです。

 いわゆるオファーというものです。

 「あっ得した♪」と思わせるもので、あなたがもうホントに申し訳ないんですけれども、この本を買わらずにはいられなくなるんです。

 それが私たちが使うプロダクトローンチという手法なんですけれども、もうこのオファーの時点で買わずにはいられないんですよ。

 ちなみに、ダイレクト出版さんはこのやり方をとことん実践して、創業10年で年商50億円の会社に成長しました。

 それで、このダイレクトレスポンスマーケティング(顧客と1対1の関係を作って商品を売り込むマーケティング)を日本に持ち込んだ人がいます。

 もしかしたらご存知かもしれませんね、私の記憶だと、多分ですけれど1番ダイレクトレスポンスマーケティングで売れた本というのは『あなたの会社が90日で儲かる!』っていう神田昌典さんの本だと思うんですね。

あなたの会社が90日で儲かる!―感情マーケティングでお客をつかむ
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 これが1999年頃に出された本で、あえてこのピンクの表紙。

 もうこの瞬間に「買わずにはいられない」っていうね。。

 このキャッチフレーズに気が惹かれた時点で、その人は罠に引っかかっているんですね。罠にね。

 そしてその罠を仕掛ける張本人がダン・S・ケネディさんなんですよ。

節約社長
LinkedIn

 神田昌典さんがアメリカに行って、ダイレクトレスポンスマーケティングっていうものを習ったお師匠さんが、実はダン・S・ケネディさんなんです。

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「何かを売る 今すぐに」結局はモノを売る力がないとダメ

 ダイレクトレスポンスマーケティングで何をやるかというと、結局は「集客⇒教育⇒販売」という流れでやるんですけれども、この本の中には全てダイレクトメールでやっていくようなやり方が紹介されています。

節約社長

 今だとTwitter集客というのもありますし、Facebook集客もありますし、FacebookからLINEに飛ばすこともあります。

 まぁ色んな形で集客をして、何らかの教育(ローンチ)を行いますが、最新のやり方はYouTubeを使ったものです。

 YouTubeで集客と教育をいっぺんにやってしまって、そしてYouTubeから商品を売る。

 私もそうですね。YouTubeで集客して無料で講義(教育)を行い、YouTube経由で実際にファンの方からオファーをいただいてます。

 この時に特典付きの商品を売るっていうのが、今の最新のやり方じゃないかな〜って私は思っております。

 ダン・S・ケネディさんの名言なんですが、まずどこから入るかって言うと「何かを売る 今すぐに」ってところから入ります。

 格好良いでしょ?カックイイんです。

 そしてもう1こ。私の好きな言葉。秒速1億円さんの「稼ぐか、死ぬか」(笑)

 私、両方とも大好きでして(笑)。

 秒速1億円さんも情報商材を売る時に、「何かを売る 今すぐに」みたいな感じで、要するにダン・S・ケネディの手法なんかもかなり使っているんですね。

 まぁ、商売の内容があれなんですが、稼ぐ能力ということだけで考えれば、秒速1億円さんはかなり天才的なダイレクトレスポンスマーケティングの使い手です。

 なんだかどんどんダークサイドに行くような感じでしょ?(笑)

 ところがね、ダークサイドに行くと言ってもですね、ビジネスって結局はモノを売る天才的な手法を身につけた人が勝ちます。

 だから、「何かを売る 今すぐに」って精神は本当に大事なんですね。

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「マーケット・メッセージ・メディア」3つのMを間違えるな

 もう一人の天才的なダイレクトレスポンスマーケティングの使い手さんの話をしましょう。

 皆さんは、ディカプリオさんの『ウルフ・オブ ウォールストリート』という映画は見ましたか?

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 この作品の主人公ジョーダン・ベルフォート本人が書いている『ヤバすぎる成功法則』という本を私も買いましてね、お客様の社長にあげました。

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 映画のシーンで、どこにでもあるペンを営業マンたちがどうやって売るかっていうのを、サササーッと考えちゃうところがあるんですが、「ああ〜本当にそうやれば確かに売れるよな!」っていうシーンがあります。

 要は、普通だとペンを売る時にはそのペンの素晴らしさを力説するところを、彼の場合は質問を効果的に使いながら、今の時点ではペンを必要としていない人に、ペンがなくては困るという状況を作り出して、最後は買ってもらえるんですよ!

 ジョーダン・ベルフォートさんの場合も、こうやってダイレクトレスポンスマーケティングの考え方を応用して、ストレートライン・システムというメソッドを生み出してまして、これによって20代の半ばでウォール・ストリートの狼と呼ばれるようになっていきました。

 最初はペニー株(ボロ会社の株)を売るところから、本当に靴を作る会社を上場させました。

 名言がありまして、「成功するか?投獄されるか?」ってね、まぁどちらも彼の場合は実現しました(笑)。

 そういう感じで、ダイレクトレスポンスマーケティングの威力について知ると、だんだんヤバい道にハマっていくというのが、ダン・S・ケネディさんの魅力でございます。

 それで、ダン・S・ケネディさんは3つのMっていうのをすごく重要視してます。

 「マーケット・メッセージ・メディア」この3つを間違えるなと。

 私たちも実はこの法則通りに作戦を立てていきます。

 まず、マーケットっていうのは誰がお金を出すのかっていう考えで良いですね。

 それからお金を出す人にどういうメッセージを、どういうメディアを使って伝えていくのか。

 1番簡単なのは、もういっぺんに、1発で出来ちゃうのがありまして。

 私がいつも見るとある看板があるんですが、その看板には「足のつる人」って書いている。

 足がつって困っている人に、もうメッセージを発している。

 「あなた足つるんだろ?」って。

 そしてメディアは看板ですね。めちゃくちゃ簡単なんですよ。

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顧客に行動してもらう仕組みは思ったより単純

 つまり、ビジネスって難しく考えるんじゃなくて、どんなことにみんな困っているのか、その人たちはお金払う人達だろうか、そういう人たちに対してどういうメッセージだったら伝わるであろうか、って考えて実践していくことなんですよ。

 ダン・S・ケネディはダイレクトメールにおけるセールスレターで、これをずっとやっていくわけなんです。

 ダン・S・ケネディさんは集客する上で10のルールを設定するんですが、そのルールの1番目は、「常に1つ以上のオファーをする」です。

 私はタダのものをあげるのが1番手っ取り早いと思っていますし、ダイレクト出版さんのやり方は、この本自体が550円の送料のみで手に入るというオファーなんです。

 「あ、得をした♪」 って感じさせる。

 何かしら行動を起こさせるには、何かしら得をしたというものを感じさせる。

 それを感じた方は行動せざるを得ないっていうね。これが1番最初のルールです。

 みなさんも、ウェブサイトから何かしらPDFファイルがダウンロードできるという形で、結構見たことがあるんじゃないでしょうか。

 これがいわゆるプロダクトローンチと呼ばれる手法でございまして、あなたはもうどんなことをやってもこの本を買わずにはいられないんです。

 どーしても気になるんです。

 これを買いたくない…買いたくない…あんなの絶対要らない…って思っても、これを買わずにはいられないんです。

 これがプロダクトローンチのやり方でございます。

 こういう形でダン・S・ケネディさんの本を読んでいくと、どんなものでも売れるんじゃないかっていう気分になっていくと思います。

 
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タナカキミアキ

売らない営業マン タナカキミアキ

YouTubeチャンネル「キミアキ先生の起業酔話」で、
中小企業経営のこと、起業のこと、経理のことを、
顧問先法人100社・個人事業者50名を抱える現場目線で
お話しています。

所有資格:

日商簿記検定1級
全経簿記検定上級
全商簿記検定1級で簿記検定3冠王、
税理士
簿記論・財務諸表論で簿記4冠&簿財番長
宅地建物取引主任者
ファイナンシャルプランナー
かわいらしい秘書検定2級
普通自動車に普通自動二輪
みんなの安全を守る甲種防火管理責任者
珠算3級
よく分からん情報処理検定2級

…などプチ資格オタク

妻は「あおば会計税理士法人」代表税理士の田中朝代。

18歳の時に簿記1級のクラスで出会って、
15年後になぜか結婚しました。

中小零細企業の経営に関しては夫婦揃ってめっぽう詳しいので、
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