節約 社長
宇田 和志
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私達のサイトがビッグキーワードで上位表示されない理由・されなくてよい理由

私達のサイトがビッグキーワードで上位表示されない理由・されなくてよい理由
 「車」「コーヒー」など、一般名称として使われるビッグキーワードで自社サイトを上位表示することは至難の業ですし、グーグルもそれを容易に認めません。中小企業がサイトを持つ場合、自分の商売に直結する複合キーワードで上位表示されることを目指したほうが、顧客のニーズに直結しビジネスに繋がります。

SEOの世界でよく聞く「ビッグキーワード」とは?

 今日は、「私達のサイトがビッグキーワードで上位表示されない理由とされなくてもよい理由」というテーマでお話してみたいと思います。

 ビッグキーワードの定義は今回、「漠然としたキーワード」としましょう。

 「車」「コーヒー」「歯医者」など、自分も関連する仕事をしているけれども、一般名称でも使われるようなキーワードがビッグキーワードです。

 ビッグキーワードでたとえば、グーグルで単純に「車」と調べる人って、どんな人なのでしょうか?

 多分、以下のようなことを考えている人が漠然と「車」って調べているんだと思います。
  • 車を買いたい
  • 車を売りたい
  • 自動車学校を探している
  • 車の雑誌を探している
 もし、車に関連している業種を運営されている会社の方がいたとしたら、これら全てを網羅されている方はいらっしゃいますか?

普通の中小企業のサイトがビッグキーワードで上位表示されない理由

 更にもう一つ追い打ちをかけると、私達のような中小企業が運営するホームページは、先に上げたようなビッグキーワードで上位表示されることがまず考えられません。

 100%とは言いませんが、どれだけ有益な情報を発信したとしても10中8、9ありません。

 その理由を説明するために、1つの例を考えてみましょう。

 滋賀県大津市に、ある小さなコーヒーショップがあります。

 ここでは、コーヒー豆であったりとか、コーヒーを美味しく飲むためのグッズを販売しています。

 もしこのコーヒーショップがビッグキーワードを狙うなら、それは「コーヒー」になりますよね。

 グーグルで「コーヒー」と検索した時に、このコーヒーショップが1番上に表示されたので売上が上がる!なんてことはまずありません。

 というのも、グーグルの気持ちで考えてみてください。

 漠然とした「コーヒー」という言葉で検索するユーザーは、「美味しいコーヒーを探しているのか?」「コーヒー豆を買いたいのか?」「コーヒー豆を売りたいのか?」、全くわかりません。

 この時に、グーグルが滋賀県大津市の“イチ”コーヒーショップを、1番に紹介したいか?というと、それはあり得ません。

 ですから、検索ユーザーがビッグキーワードを調べた時にグーグルは、ウィキペディアのような辞書サイトの「コーヒーとは?」のような、当たり障りのない、しかし、全てを網羅するようなコンテンツを1番に上位表示します。

節約社長

 お店を表示するにしても、全国展開しているようなコーヒーショップを上位表示するはずですね。

 スターバックスなどは全国展開していますから、検索した人が滋賀県大津市に住んでいても、大阪府大阪市に住んでいても、東京都に住んでいても、役に立つ情報となる可能性が高いからです。

ビッグキーワードで上位表示出来ないことはないが…

 たしかに、中小企業であっても、ビッグキーワードで上位表示できないことも無いです。

 ざっくり言うと、目次付きのパワーページというのを作って、1ページに何万文字も文章を打って、コーヒーのことを語り尽くすようなコンテンツを作るんです。

 SEOの施策でコンサルティング会社ぽいところに、めちゃくちゃ沢山のお金(ウン百万円以上)を支払って、朝から晩まで死ぬほど頭を絞って記事を書く人を一人付ければ、上位表示も夢じゃありません。

 でも、滋賀県大津市の“イチ”コーヒーショップが、そんなことをやったって、「コーヒー」というキーワードで調べた多くの人に、お金をもらうサービスが今の時点でないなら、ウン百万円かけた対価が戻る可能性は極めて低いでしょう。

 確かにビッグキーワードで上位表示したら、アクセス数は1ケタ、2ケタと上がりますよ。

 「コーヒー」という言葉で1位になったら、もうそりゃ凄いアクセス数が集まると思います。

 けれど、ビッグキーワードで「コーヒー」と表示されて、サイトに訪れたユーザーが、北海道や沖縄にいたとしたら、お店に来てくれるまでに相当なハードルがあります。

 「コーヒー」と検索をかけた人が、「コーヒーの美味しい淹れ方」を知りたかったのだとしたら、たとえそれに対応するページを作っていたとしても、それ以上、滋賀県大津市の“イチ”コーヒーショップに何か掛け合うことも考えにくいです。

 コーヒー豆を売りたいんだったら、そこでしか手に入らない豆とか、バリスタコンクールで優勝したマスターが店主をやって推薦する豆とか、そういうキラーコンテンツが最初に無い限り、爆発的な売上は見込めません。

中小企業が狙うべきは自分のお客様に直結する「複合キーワード」

 はっきり言うと、中小企業の多くは、ビッグキーワードで上位表示する必要なんかありません。

 私達のような中小企業が現実的なビジネスに直結させて考えるなら、狙うべきキーワードは、ビッグキーワードではなくて複合キーワードです。

 コーヒーショップなら「コーヒー 滋賀県 大津市」、中古車販売なら「中古車 滋賀県 販売」などのキーワードです。

 自分達が悩みを解決できる、自分達が心地よいサービスを提供できる、これを求めている人にターゲットを絞った、ターゲットに刺さるページを作成しなければなりません。

 アフィリエイトなどの場合を除き、今のビジネスで潜在客の獲得を考えるなら、ビッグキーワードで来る人、多くのアクセス数を求める必要はありません。

 ネットでは、ビッグキーワードを狙うことが全て、のような話が溢れていますけれども、あまり踊らされすぎず、自らの今やっていることに回帰して、「お客様のために」上位表示すべきキーワードを考えましょう。


 

2017年9月19日

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宇田 和志
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