節約 社長
宇田 和志
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20XX年、小さな会社にとってホームページは必要ないものとなる

20XX年、小さな会社にとってホームページは必要ないものとなる
 企業がインターネットのホームページを作る目的は、店舗があって、そこへ集客するため、というものでした。ところが今は、集客するためのホームページに集客するため、SNSなどのツールを駆使しなければならぬ時代です。むしろ、それらツールのみでビジネスが成り立つ人が存在していることに鑑みれば、20XX年、個人レベルなら企業ホームページは必要ないものになるかもしれません。

20XX年、企業にとってホームページは要らなくなる

 今日は、「20XX年、企業にとってホームページは要らなくなる」というテーマでお送りしたいと思います。

 まぁ、これは極論ですので、1つの意見として軽く聴き流す気持ちで読んでいただければと思います。

 一昔前、十数年前ですけれども、企業がインターネットでホームページを出すきっかけは、店舗があって、そこに集客するためにホームページを作るというものでした。

 ホームページ制作会社もそういう切り口で営業していました。

 当時はホームページも少なかったですから、ホームページを作って放っておけば、検索エンジンで上位表示されて、実際に集客も出来た、そういう時代もありました。

 あとは、小手先テクニックのSEO、ちょっと前ですと被リンクを購入してみたり、後は相互リンクをしてみたり、もっと前だと、ホームページにキーワードを羅列するなんてことで、集客することも可能でした。

 たとえば、釣り針ネックレスを販売しているのなら、ホームページの背景色と同じ色で、「釣り針ネックレス」という言葉を無数に羅列すれば、不思議と上位表示出来て、驚くほど集客できたという時代もあります。

 検索エンジンのアルゴリズムもそんなに高度ではなかったですから、「ホームページさえ作れば集客できる」そんな、やりたい放題な時代があったものです。

ホームページに集客するためのツールがホームページでもOKな時代

 こんな感じで、当初の企業ホームページは、「ホームページは集客するためのものなんだ」、という位置づけで、チラシやテレビCMと並んだ集客ツールでした。

 ところが今の企業ホームページは、めちゃくちゃ滑稽というか、わけがわからない状態になっています。

 つまり、元々は店舗に集客するためにホームページを作ったにもかかわらず、今はそのホームページにアクセスを集めるために、更に集客ツール(SNS等)を使わなければならないという状況になっているのです。

 ホームページを作るだけでアクセスが集まるなんてことはまずありません。

 ほったらかしの状態にしておけば、普通に作っただけの企業ホームページなら、アクセスなんて1日で10回あれば良いところ、たまに3ケタのアクセスがあっても、それは事故的なもので、しかも自分達が捕まえたいターゲット層じゃないので、コンバージョンが上がらないというのがほとんどです。

 じゃあ、ということで冒頭の極論になるのですが、「それならばホームページなんて要らないんじゃない?」という話になってくるわけです。

 あくまで推測ですけれど、こういうことに気がついた企業の方の中には、10年後、もっと早くて5年後とかに、名刺交換するとホームページのアドレスが、企業ホームページではなくて、YouTubeアカウントだったり、インスタグラムアカウントだったり、そういうことが起こり始めるのではないかと思ってます。

 「私のホームページはYouTubeです。」「私のホームページはインスタグラムです。」という人が増えるのではないかと思っています。

消費者が今、一番企業について知りたいこと

 というのも、私自身の会社は、ネットショップで釣り針ネックレスを売ったり、本業ではブログのコンサルティングをやったりしていまして、今でも広告経由の問い合わせが一番なのは変わらないんですが、YouTube経由の問い合わせがこれをやがて上回る勢いで増えているんです。

 「YouTube見たんですけれど…」「YouTubeで動画を見て問い合わせたんですけれど…」という方が多くなっています。

 その方にホームページを見たか確認すると、驚くかもしれないですけれど、大抵の方は「まだ見ていない」って言うんですよね。

 つまり、私の会社もホームページを持っていますが、これは集客ツールになっていなくて、細かい料金の確認とか最低限のことだけ掲載しておけば良い場所になってきたことを意味しています。

 ブログやYouTube、ツイッターにフェイスブック、これらで情報発信していると、「直接この人に仕事を頼もう」という、決め買い現象の流れが起きているなと実感しています。

 しかも、現在では、YouTubeで情報発信して、YouTubeの中でお問い合せをいただいて…というように、全てをその中で完結することが可能ですから、私もホームページよりYouTubeに力が入るわけです。

 もちろん、業種業態によって個々が集客を展開しやすいツールは違うでしょうが。

 今までは軸をホームページにおいて、ホームページに集客するために集客ツールを使うという流れでしたが、これから新しくサービスを作るなら、ホームページから集客ツールに軸を移す流れが出来てくるだろうと思います。

 極論かもしれませんが、今の企業ホームページというのは全然おもしろくないです。

 会社概要、制作実績、施工実績を見せられるだけじゃ、消費者や企業は新たな行動を起こさないようになっているんじゃないでしょうか。

 それ以上に、この人達はどんな人達なのか?どんなことを考えて仕事をしているのか?どんなふうにお客様とリアルに対応しているのか?むしろ欠点があるのか?

 そういうものを見せたほうが、よっぽど安心して仕事を頼みやすいのだろうと、個人体験から感じているので、共有したいと思います。


 

2017年6月28日

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