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使えない社員がいるのは社長の責任 自ら考えて動く社員を作る教育とは?

使えない社員がいるのは社長の責任 自ら考えて動く社員を作る教育とは?
 使えない社員を抱えて経営者が悩んでいる会社は、往々にして採用した後の社員教育を施していません。採用した人材の多くは、「働く場所が無いからアンタの会社選んだだけ」であって、教育無くして彼らが有用な人材となることなど無いのです。では、どのような社員教育を施せばよいのでしょうか?キミアキ先生が解説致します。

使えない社員がいる?それは貴方のせいです。

 どんな会社にも、1人くらい「あいつもうちょっとちゃんとやってくんねぇかな!」という社員さんがいるものです。

 ですが、社員さんの方にも言い分がありまして、「社長の方がよっぽど使えねぇよ!」ってね(笑)。

 そういう風に思っている人もいるんですよ。

 正直言うと、その使えない社員さんがいる場合、その存在を作ってしまう職場にもかなり責任があると思っています。

 じゃあ、どうしてそんな職場が出来てしまうかっていうことをお話していきますね。

そもそも入社当時の社員は仕事を舐めきってる

 私はいつも、中小企業には弱いところが3つあると言っています。

 「広告」と「採用」と「教育」です。

 使えない社員さんを作ってしまうのは、「採用」と「教育」で失敗しているから、そういう人たちが出来てしまったり、中に入れてしまったりするわけですね。

 そもそもなんですが、中小企業で働く人っていうのは、言い方悪いですが、勝負に負けてきた人とか、それから負けてることにも気づいていないとか、そういう人が多いんですよ。

 じゃあ働く意欲とかどうなの?って言うと、ただ単に「働く場所が無いからアンタの会社選んだだけ」なんです。大体が。

 そういう人たちなんだから、基本的に仕事をナメてますよ。ナメきってます。

 ここの認識がそもそも間違っていて、雇用した人材にブーブー言って、そういう社長さんは本当に質(たち)が悪いんです。

 人を雇ったら、その人が「仕事ナメてる」ってことを前提にして、その人材を「鍛えていく」しかない、これが現実です。

単純作業をやらせるために雇用するから社員が使えなくなる

 中途採用であろうと新卒採用であろうと、社員を採用したら必ず「新人教育」を行わねばなりません。

 新人教育でちゃんと、「こいつは仕事ナメきってんだ」っていう認識から始めなければいけません。

 ところが、中小企業の人の雇い方っていうのは、採用の時点でまず作業があって、その作業をやるために採用すると、こういうパターンがほぼ主流です。

 「業界経験者が欲しい」とかワケ分かんない採用の仕方をして、そして作業のために雇っていますから、「新人教育」は何をするかと言ったら、ただ作業を教えるだけです。

 「これやってください」みたいな感じで。

 これが、そもそも間違っていることに皆気づかないんです。

 やっぱりね〜、この間違いには数千万の金を失って、はじめて理解できるようになるんです。

 そのくらい、人材教育で何をやったら良いのか分からないのが、中小企業の現場なんです。

若い人材を採用したらまずは徹底して指示通りに動いてもらう

 じゃあ、万年黒字企業の社長になった連中は何をしているかというと、採用した人材が仕事をナメきっているっていう事実を踏まえて、とにかく新人の時は徹底して指示通りにやらせます。

 「言った通りに全部やりなさい」と、指示を守らせることだけに半年くらい使って徹底するんです。

 それから、報告・連絡・相談も半人前の新人であればこそ、「報・連・相」も徹底してやらせます。

 そのかわり、一人前になったら、実際の指示も出さなくて良いし、「自ら考え自ら動く」ようになってもらえますから。

 その頃には、報告・連絡・相談も必要最小限のことだけやってくれたら良いと。

 ところが、やっぱり新人ですから、そしてナメきってますから(笑)、最初は徹底的に育てないといけないんですね。

 ガンガン鍛えるのは結局、スポーツで勝てるアスリートを育てるのと一緒で、「次の試合は絶対にうちが勝つぞ!!」ってことを、みんなが意識できてるチームを作るためにやるんです。

 だから、そのためには練習をしなければいけません。当たり前ですよね。

 その時に、やっぱり20代の人は体力的に充実しているし、20代で覚えた事っていうのは、30代40代になっても十分に生きてくるし、要するに基礎づくりなんです。

 仕事のやり方の基礎づくりで、教育する時にはある程度タフな作業量もこなしてもらいます。

 その時が、も〜成長する黄金期なんですよ。

鍛えないから30歳を過ぎて何1つ出来ない社員が出来上がる

 ですから、新人のときには、やっぱり社員にブラック企業並に働いてもらって、ガンガン鍛えあげる必要があります。

 鍛えあげるのは何故なのかっていうと、やっぱり試合に勝たなければいけないからです。

 試合に勝つための練習なんだって感じで、ガンガン鍛えていかないといけません。

 鍛えなければ、何が出来上がるかというと…本当怖いですよ。怖い。

 30歳になっても何も出来ない、そういう人たちが出来上がるんです。

 中小企業っていうのは異動が無いですから、なんとなーーくの作業は出来ちゃう。なんとなーーく出来ちゃう30歳が、出来上がるわけですよ。

 この人たちはなんとなーーくしか出来ないですから、基本的には難しいことや新しいことからは、絶対逃げるように出来上がります。

 大体30歳くらいで、なんとなーーくの作業しか出来ない社員が出来上がっちゃうんです。

 上司を怒らせないような形で頭を下げて、「自信がありませんっ」とか言ってなんか上手く逃げて、逃げ切ったら「ヨッシャ!!これで今回の仕事は終わり♪」って感じで、そういう30歳が出来上がります。こういう人はこのまま40歳、50歳になって行くんです。

 こういう使えない社員が出来上がっていくのを見ると、その社員はもちろんですけれども、私はやっぱり職場、そして社長が一番悪いと本気で思っています。

意地悪勉強会で人を雇う意味を考えさせよう

 こういう状況を作らないために、私はいつも職場の中で少し意地悪な勉強会をすることをお勧めしています。

 「自分がもし社長になったら、あなたがもらっている給料で1名だけ雇うことが出来ます」とお題を出す勉強会です。

 例えばあなたが25万円のお給料をもらっていたら、その25万円はあなたのお金だから、あなたが社長になったとして会社の中から1名だけ雇うことが出来るわけです。

 あなたが社長ですから、その25万円でその人に給料を払います。その人から上がる利益があなたのお給料です。

 社長のお給料はその働いてくれる人の稼ぎだしたお金です。

 こういう勉強会をすると、みんな自分を雇うことの意味を考えます。

 それから、あの人を雇えば、もしかしたら自分が儲かるんじゃないかな…そういう風に考えて行きます。

 自分がある程度営業が出来るんだったら、作業が早い人、あるいはミスが無い人を雇うんですね。

 おそらくですが、この組み合わせがかなり強いかなと思います。

 1度も見たことが無いのは「社長を雇う」と言った人。これは見たことがないです(笑)

 これ本当に意地悪な勉強会なんですが、その時にみんな、実は社長が自分達に支払う給料っていうのは、給料を払うことによってきちんと利益を出そうとしているんだって、ハッと気がつくんですよ。

 ほとんどの社員がそういうことを知りません。全く教育を施されていませんからね。

人を雇う意味を考えさせた後に社長がやるべきこと

 そういう事を初めて考えさせる勉強会をすると面白いことが出来るんですね。

 この勉強会の延長線上で、必ず社長にやっていただくことがあります。

 それは、毎月努力した人・チャレンジした人、従業員さんに必ず社長賞を出してください、というものです。

 賞金なら5千円で良いんです。1名に渡しにくいのであれば、2名にして5千円ずつ渡す形にしても良いでしょう。

 それがお金じゃなくたってオッケーです。

 お金なら、2人に渡せば月1万円ずつで年間たった12万です。これをやるだけでも随分変わって行くんです。

 「使えない社員…使えない社員…」って言って社長は皆さんとても悩みます。

 精神的にも負担が大きくて、「あいつはいつもヘマばかりする」「責任感が無い」とかね。

 だけれど、職場の環境を変えることが出来るのは唯一社長だけなんです。

 社長が自分の会社をこういう会社にするんだ!って思ったら、基本的にはやっぱりお金を出して、努力する人、チャエレンジする人を褒めて行かないといけません。

 そうしないと、本当に何もしないし、使えない、逃げて回ることばっかりが上手くなる、そういう従業員が会社にドンドン蔓延していって、それじゃ儲かるわけがない。

 儲かっていくためには、皆が気持ちよく働ける環境であることはもちろん大前提ですが、皆が能力を高めていくための動機づけが絶対に欠かせません。

 そういう事をちょっとしたお金でやっていけば、自分の会社の使えない社員っていうのは、かなり減らすことが出来るのではないかなと思います。


 

2017年6月26日

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