勉強する時間が無いと主張する経営者は共通してムダな◯◯に時間を使う

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良いインプット無くして、良いアウトプット(ビジネス)が生まれることはありません。経験は確かに大事ですが、自分の経験以上に成長するためには、常に勉強時間を確保する必要があります。ところが、「忙しくて勉強時間が確保できない」という人も中にはいます。しかし、このような人には共通して、ムダな“あること”に時間を使う傾向があるようです。

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良いインプット無くして良いアウトプット無し

良いインプット無くして、良いアウトプット(ビジネス)が生まれることはありません。

創造性があればゼロからイチを生み出すことが出来るという人もいますが、私達がゼロだと思っているものも基本的には、それまで得た知識と経験を組み合わせから生み出されるものです。

更に、経験は確かに何にも得難いインプットですが、自分が経験した以上のインプットはそこにありません。

私達は常に、自分が未だ知り得ない知識や、他者の知見を得るため、インプット作業、たとえば読書であったり、尊敬する人の教えを請う時間をつくる必要があります。

自分が未だ知り得ない世界を知識として得ることが、成長に大きな影響を与えるからです。

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「忙しくて勉強する時間が無い」は無能な経営者の言い訳

ところが、知識を得るための時間を作らない経営者がいるのも現実です。作れないのではなく、作ってないのです。

大抵、そのような人は、「勉強している時間が自分には無い。」「忙しい業界だから休みが取れない。」と言い切ります。

経験からしか学ぶことが出来ないため、いつまで経ってもパフォーマンスの良い仕事が出来ず、誰かに頼る仕事、たとえば下請け業務に長らく甘んじざるを得ません。

しかし、忙しいのはどんな経営者であっても同じであり、言い訳にはなりません。

むしろ、精力的に会社を成長させ、日夜激務の中にいる人ほど、「あの人凄い忙しいはずのに、なんであんなに本を読んでいるんだ」ということが多かったりします。

なぜ、かたや「勉強する時間が無い」という経営者がいる一方で、忙しいのに学びの時間を確保出来ている経営者が存在するのでしょうか?

その違いを生んでいる原因は、日常のコミュニケーションの差にあります。

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ムダなコミュニケーションはとことん排除せよ

時間が無いと言っている経営者の多くは、付き合う必要のない、ムダな人脈とのコミュニケーションに、時間を無意識に浪費している傾向があります。

多くの場合、ビジネスに直結していない人とのコミュニケーションに、フェイスブックのようなSNSやラインのようなチャットツールを通じて、多くの時間を費やしています。(もし、SNSやチャットツールがビジネスに直結しているなら話は別)

仕事のメッセージに対するレスポンスは遅いくせに、地元の仲間や趣味友達に対するメッセージへは即レスポンスします。その内容は何一つビジネスを前に進めません。

リアルの世界でもそうです。

繁忙期なのに成果が不明瞭なお茶会や異業種交流会にはお付き合いで参加し、リアルに合わなくてもデジタルで用件を済ませられる人と何の気なしに会って商談します。

でも、人脈つくりや本当に大事なコミュニケーションは、そんなところに存在しません。良い人脈つくりは焦っても仕方がありません。

1,000人の烏合の衆と付き合うくらいなら、数人の本当に学べる人と最初はお金を払ってでもビジネスをしたほうが、その時間を知識を得る時間に変えることができます。

経験と知識の両輪が無ければ、そんなところで一生懸命コミュニケーションしたところで、何一つハイパフォーマンスなビジネスは生まれません。

もし、自分がそんなことをしていると感じる節があるなら、今スグにフェイスブックアプリを削除し、ラインもアンインストールしたほうが良いでしょう。

無くても仕事は出来ますし、勉強する時間がないなら、今必要なのはその時間を自分のために確保することです。

 
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島倉大輔

有名人気企業の取締役、国立研究所の研究者の地位を捨て、失意のアルバイト生活から這い上がってきた壮絶な逆転人生。「人生、何度でもやり直せる!」を信条に、コンサルティングを開始。全国延べ1,700社以上の会社や個人を支援し、各業界で勝ち組企業や成功者を生み出してきた。現在、全国の経営者や起業家を支援するために、日々コンサルティングに奔走している。「行動すれば人生は変わる」が信条。また、トレーダーとしても活躍。資産1億円超えのトレーダーを7名輩出した実績を持つ。

朝日放送『雨上がりのAさんの話』、テレビ朝日『お願い!ランキング』『やじうまテレビ!』等に出演。日経ビジネス、FLASH、アントレ、フジサンケイビジネスアイ、近代中小企業など、メディア掲載も多数。また、全国の商工会や青年会議所、金融機関などで講演も行っている。著書に『大手とケンカしても負けない、経営逆転のヒントあります。』がある。

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