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社員がメンタル失調から復職…コミュニケーションのきっかけは“良いあいさつ”

社員がメンタル失調から復職…コミュニケーションのきっかけは“良いあいさつ”
 休職していた社員が今日、復職することになりました。病気や怪我、産休で休職していたなら、「元気になって良かったね!」と笑顔で声をかけられるのですが、もしもメンタル失調で休職していたとしたら、まずは誰がどんなふうに声をかけたら良いのでしょうか?復職者が円滑に職場へ馴染めるきっかけとなる“良いあいさつ”について考えてみましょう。

社員の復職当日…どうやって声をかけよう…

 休職していた社員が今日、復職することになりました。

 病気や怪我、産休で休職していたなら、「元気になって良かったね!」と笑顔で声をかけられるのですが、もしもメンタル失調で休職していたとしたら…

 復職する社員も不安を感じているはずですが、受け入れ側の社員や経営者の貴方もどんなふうに声をかけたら良いか、不安を感じるのは当然のことです。

 休職の理由に「メンタル」というワードがつくと、「どのように接したらいいのだろうか」、「気をつかわないといけなそう」と受け入れ側にも少なからずネガティブな感情が浮かぶものです。

 もしも、このようなネガティブな感情が職場にあるとすれば、その原因は、復職者がどういう状況なのか把握できていないこと、どのような配慮が必要なのかが理解できていないことだったりします。

コミュニケーションのきっかけは「あいさつ」

 とにもかくにも、
  • 復職者の状態確認
  • 復職者への対応配慮
 これらを適切に行う上で重要なのがコミュニケーションです。

 そして、当たり前かもしれませんが、人と人が円滑なコミュニケーションを取る大きなきっかけとなるのが「あいさつ」です。

 挨拶が会社の社風に大きな影響を与えることは、以前の記事でもご紹介させていただきました。

 参考リンク:あいさつで社風は大きく変えられる〜無印良品に学ぶ良い挨拶の習慣

 復職後、復職した社員が、上司や同僚とよりよい関係を築き、再休職になることなく就業するため、どんなふうにあいさつしたら良いか考えてみましょう。

誰がどうやって最初に復職者へあいさつする?

 最初に悩むのが、「誰が復職者にあいさつすべきか」です。

 復職する際に復職者があいさつする相手・人数は、会社の規模や本人の立場によっても異なります。

 小規模の会社であり従業員全員にあいさつする場合もあれば、大企業のため自身が関わる部署内のメンバーだけにあいさつとなる場合もあるでしょう。

 さまざまなパターンがありますが、重要なのは、まず直属の上司、小さな会社ならば経営者が復職者にあいさつの声掛けをすることです。

 病み上がりですから、会社に来た後いきなり全員の前であいさつさせるよりも、まずは個別の部屋などで1対1、1対2くらいの状況を作るべきです。

 この際に重要なのは、復職者は少なからず気まずい思いを抱いていることが多いため、こちらが歓迎ムードを演出することです。

 英語で、“ラブシャワー”と言う言葉がありますが、これは惜しみなく相手を受け入れる歓迎を行うことを指します。

 海外では、家にお客様を迎え入れる時、満面の笑顔で大げさなほど喜んで、相手をハグして家に迎え入れますよね。

 日本だと表現方法は異なるかもしれませんが、まずは、恥ずかしくてもラブシャワーで相手の「承認欲求」を満たしてあげられるあいさつで相手を迎え入れてあげましょう。

 「キミが帰ってきてくれて本当に嬉しい。おかえり。」、「おかえり、今日は僕にとって1年でもっとも嬉しい出来事が起こった日だよ。」と、心を込めて復職者を歓迎してあげてください。

経営者や上司のあいさつが済んだら社内へあいさつ

 十分な歓迎ムードを作った後、徐々に会話の中から次の糸口を作っていきます。

 復職に至るまでに既に確認していることでしょうが、再度、
  • 現在の病状
  • 就業制限が必要か否か
  • 業務量の確認
 などを復職者にヒアリングしながら把握したうえで、当日の仕事をどこから始めればよいか、具体的な指示出しもこの場で確認しながら行っておくと良いでしょう。

 その後、みんなへのあいさつがあるでしょうから、
  • 休職中、一人ひとりの業務量が増えたなど、心配かけてしまったことへのあいさつ
  • 現在は病状が回復し、最低限の就業ができる状態にあること
  • 就業に対して前向きなであること
 など、あいさつする時に本人から他の社員へ伝えておいたほうが良いことを、事前確認しておくこともお勧めします。

 メンタル失調の場合、本人も苦しんだことでしょうから、病名や病状経過に関する詳しい説明をさせる必要は一切ありません。

 本人がどのように対策をするかを考える必要がありますが、最初は業務量を調整する必要があったり、休憩を少し長めに取る可能性があることなど、復職者が就業する上で配慮して欲しいことは、上司や経営者が説明するのが賢明です。

 また、時短勤務や残業禁止など就業制限がかかっている場合も、上司や経営者があらかじめ伝えておくと、職場のメンバーの理解を得た上で復職者が働けますし、不平不満が起きるのを防ぐことができます。

 就業制限等の業務上の配慮事項に関しては、上司から同僚に説明が済んでいる場合は、あえて本人の口から伝える必要はありません。

 重要なのは、他の社員へのあいさつを復職者が行う際に、復職者の隣に直属の上司、もしくは経営者が一緒に側にいてあげることです。

 孤独感を感じさせず、リーダーが率先して和やかな歓迎ムードを作ることで、復職者がそのままスーッと仕事に臨めるようにするためです。

EAPコンサルタントや産業医に架け橋となってもらうのも1つの手

 このように、メンタル失調だった社員の復職時は、コミュニケーションの中でもあいさつがとても重要になってきます。

 もしも単独でこれらのコミュニケーションが取りにくい状態となっているのなら、EAP(Employee Assistance Program:従業員支援プログラム)のコンサルタントや産業医と相談し、実際に復職時の橋渡しをお願いするというのも1つの手です。

 復職は、復職者にとっていわば、二回目の就職、出戻りのようなものです。

 人の印象は3〜5秒で決まると言われていますが、まさに復職者にとって新たなスタートを切るあいさつで、その後が良くも悪くも大きく変わります。

 たかがあいさつ、されどあいさつ、ぜひ復職者が早い段階で職場に馴染めるよう、上に立つ人間が率先して良いあいさつをするよう、心がけましょう。

2017年6月22日

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