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#東北でよかった〜東北の企業と取引して本当に良かった6つのこと

#東北でよかった〜東北の企業と取引して本当に良かった6つのこと
 今村雅弘・(元)復興相が、4月25日(火)に行われたパーティで、大震災が起きたのが「首都圏に近い場所ではなく東北でよかった」と言った発言を行い、世論から激しく批判されています。これを逆手に取り「東北地方でよかった」のハッシュタグがSNSを飛び交っています。実際にビジネスでも東北地方のビジネスマンから教わることは多くあります。「東北地方の企業と取引してよかった」と感じた6つのことをご紹介します。

今村復興相が更迭〜東北でよかった発言は大失態

 今村雅弘・(元)復興相が、4月25日(火)に行われたパーティで、大震災が起きたのが「首都圏に近い場所ではなく東北でよかった」と言った発言を行い、世論から激しく批判されています。

 当初は開き直った態度を見せていたものの、批判の声は収まらず当日の夜には辞任(更迭)となりました。

 規模を対比させる比喩とはいえ、真っ先に被災地の盾となるべき人間による、傷口に塩を塗る発言は許されるべきものではありません。

 ただし、この気まずいムードに対してSNSでは、「東北地方でよかった」発言の真意を逆手に取り、プラスの意味に変えたハッシュタグ「#東北地方でよかった」が多数発信・拡散しています。

 私事ではありますが、筆者も東北地方で複数県の企業と頻繁に取引させていただき、これまで多くの東北地方の方々にお世話になってきました。

 あくまで個人的な体験をもとにするものですが、「東北地方の企業と取引してよかった」と感じた6つのことをご紹介します。

東北地方の企業(人)と取引してよかった6つのこと

1)シャイで謙虚、でも芯の強い人が多い

 東北地方の企業に勤める経営者や社員の皆さんと一番最初にお会いした時、私の経験上は皆さんシャイだなぁと感じることが多かったです。

 しかも、ビジネス上はこちらが胸を借りる立場にも関わらず、環境が違う故に自分が経験していないことや知らないことがあっても、僻みや嫉みを持つ方は1人もおらず、むしろ「凄いっすね」「いやぁ〜✕✕✕(何を言ってるかはわからないが感心してくださっている)」など、本当に謙虚な姿勢で接してくださる方ばかりだと感じました。

 一方で、「かたっぱり」「じょっぱり」とは頑固者の意を持ちますが、良い意味で自分の信念や思想をお持ちの方が多く、これは古くからある武士道のようなもので、成らぬものは成らぬ、絶対に曲げてはいけない信念やルールがある、ということも教わりました。

2)長期的な信頼を大事にする

 1)でお伝えした信念やルールとして、東北地方のビジネスマンの多くは短期的な打算ではなく、長期的な信頼関係を大切に取引をされる方が非常に多いと感じています。

 少なくとも、私が取引をしている複数の企業は、私が何者でも無かった時代から会社の名前ではなく、人として信頼できるかどうかで、私の会社と対等関係で取引をしてくださっています。

 ある時に、私の会社以上に力を持つ会社が取引を直接申し込んだにも関わらず、つながりを大切にした経営者Sさんは、私達を通して取引をしてほしいと言ってくださいました。

 結局、その会社は私達を通すことを嫌がり、取引がご破算となったため、私は激しく落ち込みSさんに誤りを入れましたが、彼はそれでも「あそことはお金だけ。あんたとは一生の付き合い」と豪快に笑ってくれました。

 私はその時、一生この人と付き合いたいと思い、後に人は感情でビジネスをしているのだと理解することができました。

3)難題でもやる意味を理解し真摯に取り組む

 主観なのかもしれませんが、全国の企業と取引している中で、東北地方の人ほどレベルの高い仕事、無理難題かもしれないという壁を乗り越えるスタッフが企業に集まっている地方は無いと思っています。

 技術者であっても、「なぜ自分がこの課題に挑まなければならないのか?」という意味レベルで仕事に取り組む方が多く、結果として私がサプライヤーとして受ける商品にそれは反映され、首都圏や海外で非常に高い評価を受けています。

 環境が育んだ精神なのかもしれませんが、誰もが諦める細部の難題を乗り越えるマインドの強さに、いつも感謝しています。

4)シェアのマインドが強い

 これは地方性もあるのかもしれませんが、良い時も悪い時も、これを皆でシェアするマインドが東北地方の企業にはあります。

 私の付き合っている東北地方の経営者はみんな、「わ(私)も儲けるけど、あんたもいっぱい儲けないと!」と言ってくれます。

 モチベーションが高まるのは当然のこと。この人達と一緒にチームを組んで、沢山ビジネスをしたいと思えるのです。

5)困難な時もユーモアで乗り越える

 東北地方の人々を「暗そう」と勝手にイメージする人がいますが、それは全くもって勘違いも甚だしいところです。

 東北地方の経営者の方々ほど、普段から明るく、人懐っこく接してくださり、困難な時でもユーモアな心でこれを解決しようとする人はいません。

 どのエピソードを出せば良いのかと思うくらいですが、とにかくシモネタを言って笑いながら、一緒に夜なべをしたのは本当に良い思い出です。

6)一緒に酒を酌み交わすと凄く楽しい

 東北地方の方々と一緒にいて一番楽しい時間、それはお酒を飲むときです。

 一番最初に言いましたが、東北地方の方は謙虚で普段は聞き上手で、あまり自分を語らず、こちらを尊重してくれます。

 ところが、お酒を飲むと皆さんが、自分の夢や信念、今の情勢に対して自分がどう対応していくのか、ということを楽しそうに饒舌に語ってくださいます。

 何を言ってるか最初はなまりもあり、早口でわからなかったのですが、10年近くたった今はその熱い想いをひしひしと感じ、本当に一緒にやっていきたいと感じることが出来ています。

東北地方の繁栄無くして日本は成り立たない

 だからと言ってはなんですが、今村さんの発言がたとえ客観的な対比だったとしても許せません。

 私が東北地方で教わったこと、それはビジネスの本質が人の心や行動に沿い、期待に120%応えることで、良い結果が実現するということ。

 復興を担うトップの「東北でよかった」発言は、たとえてみれば経営者が部下達に対して、「お前らの事業部は売上が立たないバックオフィスで価値が無い。だから、汚い仕事をやるのも、給料も安くて当たり前だ。」と言ってるようなものです。

 率いる人々の感情を理解できないトップが支持されず、更迭となるのは当然です。

 東北のクリーンな環境が産む豊かな資源、東北の高い品質を誇る製品開発力、これを安定的に供給し続ける能力なくして日本は成り立ちません。

 一日でも早く、震災前、それ以上の繁栄をもって、東北地方のビジネスに光が充てられるよう、自分自身ができることで精一杯貢献し邁進したいと思います。

2017年4月26日

東北でよかった 経営者 ビジネス 東北

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