コスト削減のアイデアと方法とは?またそれに伴うリスク・注意点とは?

コスト削減

  企業が利益を生み続けるためには、「売上の追求」と「コスト削減」の2つに限る。これはいつの時代でも変わらない永遠のテーマだ。特に経費削減・コスト削減というカテゴリーは、常日頃の意識が必要で、組織の末端までが、しっかりと理解していなければ効果がない。そこで今回は経費削減・コスト削減に関する事例やアイデアを紹介する。

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社内に潜んでいるムダなコストはないか?

1.意味のない会議の削減

 例えば、何人もの人が集まって時間をかけたにもかかわらず、結論がでないまま終了する会議。良い会議とは、事前に資料を作成し、参加するべきメンバーを選び、最短時間で何かを決めるために行うものである。何も結論が出ずの状態だったら会議を開く意味がない。企業にとっては損失となる。

2.人件費の削減

 経費の中でも最も割合を占める人件費。企業にとって人件費は、コストでもあり、利益を生みだしてくれる大切な資産でもある。それ故に、人件費のコスト削減は、ハイリスク・ハイリターンで、従業員の士気も落ち、売上は下がるという負のスパイラルに陥る可能性もある。
 そもそも、本当に優良な企業というのは、必要最低限の従業員を雇用する。突発的で継続性のない仕事は、アウトソーシングするなど、計画性の無い仕事の為に、従業員を雇用しておくことはない。

3.固定費の削減

 光熱費・交通費・交通費などの固定費の見直しは、多くの企業が取り組んでいることだろう。「会社のお金」を使っているという意識を従業員全員が持ち、ムダ使いを社風にしない事が重要だ。
 
 また、賃料の見直しをする方法もあるが、東京など大都市のオフィス賃料は、景気回復を受けて上昇傾向にある。2020年の東京オリンピックも控えている為、オフィスの移転は慎重に行う必要がある。

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顧客も企業もハッピーになるコスト削減方法を

 上記の3つの経費削減・コスト削減は、業種・職種問わず様々な企業がおこなっている。しかしながら、単にコスト削減ばかりが要求され、仕事の効率化や利潤に繋がっているのかどうか疑問視されるようでは、意味がない。

 また、コストと顧客サービスを二者択一にしてしまってはいけない。コストを削減することで、顧客にも喜ばれる「利他の心」も忘れてはいけない。

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