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世界一の鉄鋼王を生んだ仕事術 優先順位を明確化しよう

世界一の鉄鋼王を生んだ仕事術 優先順位を明確化しよう
 100年以上前の話に遡りますが、コンサルタントのアイビー・リーさんという方が、とある鉄鋼会社の社長に劇的な業務効率化につながるアドバイスをして、当時のお金で25,000ドルのギャラを貰ったというアイデアがあります。このアイデアから経営者や企業の幹部が得られる気づきを本日はご紹介したいと思います。

100年前に生まれた業務効率化の鉄板ネタ

 今日は業務効率化のテッパンネタ、世界一の鉄鋼王を生んだ仕事術というのをやっていきたいと思います。

 聞いたことあるという方も結構いらっしゃるかもしれませんね。

 100年以上前の話なんですが、コンサルタントのアイビー・リーさんという方が、とある鉄鋼会社の社長にアドバイスをして、当時のお金で25,000ドルのギャラを貰ったアイデアについてのお話です。 

 当時の25,000ドルを今のお金で、円に換算するとだいたい4千万〜5千万円と言われています。

 アイビー・リーさんがどのようにして鉄鋼会社の社長にもちかけたかと言いますと、あなたの会社の能率を50%以上改善しましょうともちかけたんですね。

 大きく出ましたよね〜5割も業務改善出来る!と。
 
 果たして、アイビー・リーが未来の鉄鋼王に持ちかけたアイデアとは、一体どのようなものだったのでしょうか?

アイビー・リーが鉄鋼王に持ちかけたアイデア

 鉄鋼会社の社長はアイビー・リーの持ちかけた話に対して、まずこう言いました。

  「チョット待て、コンサルタントよ。知識はもうどうでも良いんだよ。なぜなら、やることはもうわかってんだ。ところが自分自身の時間が無くて出来ていないだけなんだ。」

  「きみ、ウチのコンサルタントなら、俺に時間を作ってくれ。」 と、こう言うのです。せっかちですね〜。

 するとアイビー・リーは、またしても大きく出ます。

  「わかりました社長。今日これからアドバイスすることを、あなたが本当に効果があると思ったら、あなたの言い値でギャラを払って下さい。」

  「今日のところはギャラはいりませんから、試してみて本当に効果があると思ったら、ギャラを下さい。」 と言うんです。

 そして1枚の紙を取り出して実際に社長にやらせたと言われているのが、 「明日やらなければいけないことを6つだけ書いて下さい。」 と言って、社長に6つだけ「やるべきこと」を書かせます。

 更に、 「あなたが重要と思う順番に1,2,3…と番号を振って下さい。」 と言って、社長に目の前で番号を振らせたんですね。

 社長が考えながら番号を振ると、

 
「その紙をしまってください。今日やることはこれだけです。明日になったら、その紙に書いたもので、重要と考えて1の番号を振ったものから仕事に取りかかって下さい。」

1番が終わったら、2番へ、2番が終わったら3番へ…と、こういう風に仕事を片付けて行って下さい。時間が無くなったら、6つのうち3つしか片付けられなかったとしても、そこで終了してもらって結構です。

そして今日、目の前でやってもらったように、明日も仕事が終了したら、翌日やることをまた6つ書き出して重要と思う順に番号を振って下さい。

そしてこれを毎日毎日繰り返して下さい。


 これがアドバイスの全容だったんです。あとは実践ですよね。

 実践して、効果が出たらこれを従業員さん達にもやらせて下さい。と言うんです。

 たったこれだけです。

 これがアイビー・リーのアイデアと言われているのですが、いわゆる優先順位とよく言われているモノでして、自分が重要と思っていることから順番に片付けていくことの大切さを、教える訓話とされています。

 これで効果があったから、鉄鋼会社の社長は1ヶ月後アイビー・リーに25,000ドルの小切手を送ります。そして「私がこれまで受けてきたアドバイスの中で、最高のものだった」という一文も一緒に書き添えてあったそうです。

 ここは話に尾ひれがついた部分かもしれませんけどね。100年前の話ですから、わかんないです。

人は意外と重要でないことを抱え込んでいる

 では、皆さんが実際にこれを試してみると何が起こるかといいますと、書き出してわかるのが、いかに自分が重要なことをやっていないかということに気づきます。

 この気づきがあることが大きいんですよ。

 やっていることっていうのが、ほとんど人に任せられる作業に過ぎないということに気づくんです。

 社長の仕事で一番重いのは将来の売上をしっかり組んでいくということです。そう考えていくと、やらなくて良い作業というのが、どんどんどんどん見えてくるという効果があります。

 しかし、この優先順位!優先順位!という考え方を新入社員に教えるのは良くないと思います。

 というのは、これを新入社員にやってしまうと、あいつらはね〜(笑)事ある毎に、優先順位がどーのこーの!と、のぼせ上がった事を言うんですよ。

 実際の現場というのは5分で終わる作業とかをまずバンバン終わらせちゃって、それから大きなものに取りかかって行くっていう方が、実際の実務としては重要なのでね。

 ですから、今日やった優先順位を付けるという考え方は、社長さんですとか、ある程度役職のある方に実行してもらえると良いんじゃないかなと思います。

 これが私の、逸話に対する正直な感想です。


 

2016年5月27日

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