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会社行事で行く初詣の参拝料は経費で落とすことが可能か?

会社行事で行く初詣の参拝料は経費で落とすことが可能か?
 本日から営業開始という方も多いことでしょう。経営者の方であれば、会社が昨年無事に過ごせたことへの感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりするため、初詣に出かけようと考える方も多いことでしょう。神社やお寺参りを会社行事として行う場合、参拝料は原則として経費として落とすことが可能です。シチュエーション別にどのような項目で経費にできるかをチェックしました。

初詣の参拝料や交通費は経費として落とせる?

 いよいよ本日から営業開始という方も多いことでしょう。

 経営者の皆様であれば、会社が昨年無事に過ごせたことへの感謝を捧げたり、新年の無事と平安を祈願したりするため、社員または役員で、初詣に出かけようと考える方も多いことでしょう。

 ここで皆さんに質問です。

 神社やお寺参りを会社行事として行う場合、お賽銭や祈祷をしてもらうのに支払う料金を、経費として落とすことは可能でしょうか?

 答えは「可能」です。

 しかも少し遠い場所、例えば由緒ある神社やお寺へ行こうと思った際に発生する、宿泊費や交通費も経費で落とすことが可能です。

 ただし勘定項目がそれぞれの使途に応じて全く変わるので、シチュエーション毎に参拝料をどのような経費で落とせるか本稿では解説したいと思います。

宿泊費や交通費はどの項目で経費に計上する?

 例えば、東京から成田山まで行く際、はたまたお伊勢参りに行く機会があったとします。

 この場合は、結構な費用がかかるものです。

 参拝へ行く際にかかる行動費用(宿泊費や交通費)は、どの範囲までのメンバーと一緒に行くかで、経費で落とせる勘定項目は全く変わります。

 シチュエーション別に見てみましょう。

1)社員の全員で参拝する場合

 この場合は福利厚生費として参拝料や交通費を経費で落とすことが可能です。

 福利厚生費として経費を落とすためには、
  • (1) 役員や従業員全員がサービスを享受している客観的な証拠がある
  • (2) 通常要する程度の常識的な費用
 という2要件が満たされていれば良いからです。

2)役員のみ、もしくは一部の社員と参拝する場合

 宗教上の理由や面倒くさいなどの理由で、神社やお寺に社員全員が行かない場合や、役員だけで初詣に行く際もあるかと思います。

 この際にかかる費用は、社内交際費として「交際費」で計上することが可能です。

3)取引先の人と参拝する場合

 重要な取引先や懇意にしている社長同士で、初詣に行く場合はどうでしょうか?

 この際にかかる費用も「交際費」として経費に計上します。

 法人が、その得意先、仕入先その他事業に関係のある者等に対する接待、供応、慰安、贈答その他これらに類する行為を行う場合は、年間で800万円までが全額損金とすることが可能です。

神社やお寺のご祈祷料はどの項目で経費計上?

 新年の無事と平安を祈願する場合、会社の名義でご祈祷料や奉納金を神社へ奉納する場合があります。

 この際に出費する費用は、シチュエーション別に以下のような経費振り分けとなります。

1)何のゆかりや縁も持たない寺社仏閣への奉納

 原則的に全て寄付金として経費計上されます。

2)寺社仏閣と取引関係がある場合の奉納

 寺社仏閣の建築に携わっている、寺社仏閣の境内を借りて商売をしている、寺社仏閣に商品を卸している、など、取引関係が存在しているケースも稀にあります。

 この際は、交際費としてご祈祷料や奉納金を経費計上することが可能です。

初詣はもともと一家の家長が主役で行う行事

 最後に話は脱線しますが、経営者が会社の代表として初詣へ行こうとすることは、非常に自然なことです。

 何故なら初詣は元来、「年籠り(としごもり)」と呼ばれる風習であり、家長が祈願のために大晦日の夜から元日の朝にかけて、自らが祀る氏神の社に籠る習慣だったからです。

 つまり初詣は元来、親方や家長が主役の行事なので、会社の親方・家長たる経営者が会社を代表して神社やお寺に行く習慣も、この名残から来ています。

 激動の一年を迎えるにあたり、気持ちを新たにする上でも、初詣がスイッチの切り替えに役立つかもしれませんね。

2016年1月5日

交際費 福利厚生費 会社 経費 お正月 神社参拝

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