マーケティング

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独自性が無くても◯◯があればビジネスはOK〜USP概念への逆襲

 提供する商品やサービスの独自性・オリジナリティの重要性を指すマーケティング概念は、“Unique Selling Proposition”の頭文字を取り、USPと呼ばれています。しかし、USPを持つビジネスは簡単に生まれるものではありません。むしろ顧客との“関係性”づくりを行うことのほうが、小さな企業にとってはビジネスの成功要因となることが多いものです。
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優れたマーケッターの共通点は顧客を良い方向へ導くリーダーであること

 スティーブジョブスや松下幸之助をはじめ、優れたマーケッターには共通点があります。それは、リーダーシップを持ち、顧客に最高のものを与えることにより、顧客が潜在的に求めているのに満たされない部分を満たし、教育し導くことです。小さなチラシや広告でも、マーケッター視点の有り無しはその成果を大きく左右します。
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ヒット商品の裏には必ず「情緒価値」がある!バラの泡が出るカネボウの洗顔料に学べ

 テクノロジーが発達した現代、商品の機能そのもので大きな差を生み出すことは非常に難しくなっています。そこで、ヒット商品を生み出すために重視され始めているのが、消費者の5感に訴える顧客体験を兼ね備えた「情緒価値」の高い商品を開発することです。カネボウの泡がバラの形で出るエビータ・ビューティホイップソープは、その好事例と言えます。
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赤字案件43%でも18年連続黒字のリフォーム会社が実践する「先義後利」経営

 43%の仕事が赤字必至の小口案件にも関わらず、18年連続で黒字経営を続ける横浜のリフォーム会社「さくら住宅」。ちょっとした修繕でもお客様の元へ喜んで向かい、自社に隣接するスペースを地元の人々へ無料で開放する「先義後利」の経営は、揺るぎない信頼の元で企業繁栄を支えます。CRMのプロフェッショナルからの紹介です。
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底辺脱却を遂げ利益の分配を受ける立場になる最短ルートとは?

 将来に不安を抱え、将来が見えない人が底辺から脱却する方法は、「利益の分配を受ける立場になる」ことです。自分でビジネスを始めれば、この立場を手にする可能性は開けます。ただし、忘れてはならないことが一つだけあります。それは「お客様の立場」になってビジネスを行うことです。
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起業したら知られてナンボ。良い商品があればお客様が来るは嘘

 起業前と起業後で経営者の悩みは入れ替わります。起業前は資金繰りに悩む一方で、起業後は集客に一番悩むというデータが出ているのです。また悩む「良い商品を持っていればお客様はやってくる」と考えたところで、世の中は私達のことなど全然知らないのです。起業後はまず、知られるための行動を起こすことを意識しましょう。
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発売間近アイフォン7で128GBの人気が予想される心理学的理由

 世界中が注目するアイフォン7の新作発表がいよいよ間近に迫ります。事前予想されるストレージ容量は32、128、256GBの3プラン。中でもSNSなどで圧倒的に人気なのが128GBの機種です。機能性が普段使いでちょうど良いのもその理由ですが、もう一つの背景として、3つのプランに込められた心理的効果が、128GBの機種を人気とするのに役立っています。
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マーケティングにおいて顧客に確実に嫌われる5つの行動

 マーケティングの鉄則は、「顧客の立場にたって考えよう」というものですが、売り手の立場にいる時、私達はどうしても売る側の立場で、自分本位な行動をとってしまいがちなものです。しかし、顧客は自分本位な売り手を確実に嫌います。そこで本稿では、顧客に確実に嫌われる5つの行動をご紹介します。
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インバウンドの先駆者・ニセコに学ぶ外国人リピーターの作り方

 一時的な陰りを報道される「爆買い」「インバウンド消費」ですが、国策としてインバウンド増が掲げられていることからも、今後再度のインバウンド増が見込まれます。その際、重要になるのがインバウンドをリピーターとする仕組みです。インバウンドをリピーターとすることに成功している数少ない地方自治体として北海道のニセコ町をご紹介します。
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スポーツ審判が‘無意識’に誤審してしまうのにはワケがある

 オリンピックの度に毎回起こる論争の一つに「誤審問題」があります。良識のある審判ですらジャッジを公正に行うとしても、ミスする場合があります。なぜなら「無意識」のうちに、ある種の感情に影響を受け、主観的な評価をいれようとする「不作為バイアス」が働きやすいからです。詳細に解説いたします。
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競合を気にせず新市場を発掘できる「オキシモロン」の発想で新商品開発

 「オキシモロン」とは、「撞着語(どうちゃくご)法」、あるいは「矛盾語(むじゅんご)法」と呼ばれるレトリックを指します。「冷たい太陽」「角ばったまんじゅう」など、常識と矛盾した発想を活用した商品開発は、ライバルとの競争を避け、新市場を生み出すチャンスを与えてくれます。
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ポケモンGO・マクドナルドのコラボとフランチャイズの優位性

 その土地や場所で商売をする店舗型ビジネスにとって、ポケモンGOのヒットは、マーケティングのあり方を変え、本格的なARマーケティング元年の到来を感じさせるものです。また、フランチャイズへの加盟は、1店舗や数店舗という規模では費用対効果が生まれないARとのコラボを可能にしてくれます。
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エスキモーに氷を売る?売れない弱小企業が取った驚異の戦略

「エスキモーに氷を売る」は、著者"ジョン スポールストラ"が15年以上前に執筆した、マーケティングの鉄板本です。本の中身は、主人公がNBA史上最弱で、チケットが全く売れない会社の社長となるところから始まります。彼がチケットを売るために行った逆襲策はどのようなものか?私達は何を学べるか?キミアキ先生が解説してくれます。
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新たな販促手法として活用できる「クラウドファンディング」

 中小企業が一般的に利用できる資金調達手段は、金融機関からの融資もしくは親や友人に頭を下げてお金を借りる以外にはありませんでした。しかし、クラウドファンディングの台頭は、個人からの個口出資を募ることにより返済義務のない資金調達手段を産みました。実はクラウドファンディングは、新たな販促手段としても利用できるものです。
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営業で売れたい凡人はジャパネットたかたの高田社長を真似よう

起業開業したところで、今の日本には「売れない悩み」がワンサカ充満しております。私生活においても婚活が流行るくらいで、まさに「一億総売れない社会」が到来していると言って過言ではありません。ところが凡人でも売れている人が中にはいます。売れるスーパー凡人営業マンとなる方法とは?キミアキ先生が解説してくださいます。
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ピザ屋のチラシに学ぶウェブ集客でやってはダメな2つのこと

 毎日、大量に自宅ポストへ投函されるチラシの山。皆さんはこれらのチラシをまともに見ていますか?おそらく、ニーズに合ってない広告を投函された住人の側にとって、それらのチラシはゴミでしかありません。ウェブ集客でも同じことが起こりがちです。ゴミになるチラシから学べるウェブ集客でやってはいけない2つのことを解説します。
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NBAステフィン・カリーにみるゲームチェンジャーの本質とは

 ジュリアス・アービングより、もしかするとマイケル・ジョーダンよりも圧倒的なゲームチェンジャーかもしれない…偉大なるNBAの偉人達が築きあげてきた歴史の中で、これまでの常識を全て覆す選手がいます。3ポイントシュートで試合を制するステフィン・カリーです。どのように彼はゲームチェンジャーとなったのか?ビジネスにも通ずる「常識を根本から覆す」思考を、ステフィン・カリーから学んでみましょう。
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Windows10の強制アップデートに皆が激オコとなった深い理由

 「Windows10への強制アップデート」により、作業へ支障をきたした人や、慣れた操作ができなくなった等、多くの人が怒りを覚えているようです。なぜ私達は今回の出来事に怒りを覚えるのか?その理由は「説得の心理学」のキーワードである「コントロール感」で説明できます。ウィンドウズの対応を反面教師として見ながら解説いたします。
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優秀なキャッチコピーを判断する物差しに「かっこ良い」は無い

 ヒットしたキャッチコピーを見ていると、キャッチコピーはかっこ良くなければならないのか?と考える人がいます。しかし、キャッチコピーは結果として格好良くなくても、買ってもらえるなら優秀なキャッチコピーです。かっこ良くないキャッチコピーの成功事例から、考えてみたいと思います。
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脳科学が明らかにした「コカ・コーラ」が消費者に選ばれる理由

 ペプシコーラは、コカ・コーラとペプシコーラのブラインドテストを過去に行ったことがあります。いわゆるペプシチャレンジです。品質面で選ばれたのはペプシにも関わらず、ブランドラベルを見せた後、消費者はどんな反応を見せたのか?その時、脳でどんなことが起こっていたのか?ブランド力が如何に人の選択を左右するかを理解することができます。