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新規開業するなら万年赤字企業を相手に戦えば案外勝ち残りやすい

 小資本ビジネスでは「スタートから10年の生存率が1割」と考えられていますが、その10年を黒字で終えた会社は更に強くなり戦うのが大変な相手となります。一方で、10年の節目を赤字で終えた会社は経費削減、節税のこと、つまり内向きなことばかり考えているので、競合しても対して怖くありません。キミアキ先生の解説です。
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中小企業に蔓延する「中小企業病」の典型的な4つの特徴と改善策

世間的には「与えられた役割しかやれない」大企業病にフォーカスが集まりがちですが、中小企業にも中小企業病という特有の病気があります。中小企業病にかかっている会社は、社長に権限が集まりやすい一方で、社員たちは難しい仕事から逃げて、単純作業しかやらない不効率な状態となります。これを解決するにはどうしたら良いのか?キミアキ先生が解説してくださいます。
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あいさつで社風は大きく変えられる〜無印良品に学ぶ良い挨拶の習慣

 あいさつが業績や社風に影響を与える?はい、そのとおりです。2000年初頭、赤字に転落し苦境にあえいでいた無印良品は、業務改革を数々行うとともに、上司が率先的にあいさつを行う活動を徹底し、凡字の徹底による非凡な店舗作りに成功しました。本稿ではあいさつを組織文化に入れる4つの方法をご紹介いたします。
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ミッション・理念・ビジョン・クレドはそれぞれ何を意味するの?

 経営は、ミッションと理念、それからビジョンにクレドも大切だと言われており、これを解説する本も書店に沢山並んでいますが、その定義を聞かれるとなかなか答えられないものです。似ているようで微妙に違うこれらの言葉は、それぞれ微妙に違った意味を持っています。それぞれの違いに触れながら、なぜこれら抽象的な概念が重要なのか解説いたします。
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ベテラン社員使えねぇ〜…でも、それって誰のせい?何を変えれば良い?

 「変えない・変えられない・変われない」「あいつらはアタマが硬すぎてもうダメだ。これ以上伸びない。」多くの中小零細企業では、ベテラン社員に対して経営者がこのようなことを感じています。しかし、彼らが変わらない理由は意外と社長にあったりします。ベテランを生かした会社の仕組みはどうやったら可能になるのでしょうか?
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社員のやる気は「会社の仕組み」で壊されやすいという事実

 社員がどれだけモチベーションが高くとも、仕組みやルールでモチベーションが下がったり、ネガティブになることがあります。最初のうちは静観していても、仕組みが原因で社員同士が人格を否定し合う状況になると少し問題です。作った仕組みは所詮不完全なものと考え、経営者は常に仕組みを作り変える意識を持つ必要があります。
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会計を経営に生かせないと真の経営者にはなれない〜稲盛和夫6つの教え

京セラの創業者・稲盛和夫は、ダム経営を発案した松下幸之助の薫陶を受け、経理マンをとても重用した経営を心がける人です。稲盛は会計と経営を上手く混ぜて、後に多くの経営者が競うように学ぶことになる、アメーバ経営や稲盛会計学といった、面白い会社文化を作ります。キミアキ先生が、稲盛和夫の考え方をどう経営に生かせるか解説してくださいます。
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ホールディングスを作る5つのメリットと3つのデメリット

 ホールディングスとは、日本名でいうところの持ち株会社で、グループ会社の株式をホールド(Hold=保有、保持)するところから名付けられています。1997年の独占禁止法改訂により、持株会社を作ることが解禁されて以降、ホールディングスは増え続けていますが、そのメリットとデメリットについて考えてみたいと思います。
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トヨタ創始者の豊田喜一郎に学ぶ「経営者はビジョンを持て」の意味

 「経営者はビジョンを持たないとダメだ」とよく耳にすることはありませんか?ビジョンとは、はっきりイメージできる「夢」であり、曖昧なものでありません。一方で大きな夢を持っても、そんなことはどうせ実現しないと考える人もいますが、ビジョンを持った経営者にとっては、自分が諦めない限り失敗は無くなります。豊田喜一郎の例も含めて考えてみましょう。
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商品の製造・卸・販売いずれかを行う会社は必読!決算書を改善する4つの対策

 製造業や卸売業、それから小売業をやっていらっしゃるような、いわゆる「モノを販売する会社では」、伝票処理が膨大で煩雑になりやすいゆえに、商品の製造・仕入れ・販売の会計処理で、損をしやすい状況となります。そこで本稿は、商品の製造・卸・販売いずれか、もしくはいずれもやっている会社さま向けに、決算書を改善する4つの対策をご紹介します。
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社長が本当に変わって死に物狂いのスイッチが入るのは潰れそうになってから

 夏休みの宿題って、なぜか休み終了直前になるまで、本腰を入れられなかった記憶はありませんか?社長もたとえ赤字会社を経営し、解決すべき問題があっても、会社が潰れそうになるまで、本気で自分を変えようと思ったり、死に物狂いで仕事をやるようになりません。しかし、この時が本当に会社を変えるタイミングでもあります。キミアキ先生の解説です。
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商才のある人が底辺よりアッパー層から生まれやすいのはなぜ?

個々の企業におけるケースは別として、マクロの視点で見た時に、大企業と中小企業でもらえる給料には大きな差があり、儲かる業種と儲からない業種の間にも歴然とした給料の差が生じます。底辺を這いつくばった人ほど商才があるのかと思いきや、キミアキ先生はこれを否定。商才のある人はアッパー層から生まれやすいと言います。なぜでしょうか?その理由を説明してもらいます。
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社長、損してOKです!特別損失を出して決算改善ってどういうこと?

 金融機関との融資交渉にあたっては、良い決算書を提示する必要があります。しかし、何も考えていない税理士を雇ったりしている会社では、営業費用や経常費用に多くの費用を計上しすぎて、営業利益や経常利益が赤字となっている場合があります。これを改善するための有効策として、一定の条件を満たした費用を特別損失として計上するテクニックをご紹介します。
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家族でさえ敵になる自営業〜奥さんを経理にすると上手く行かないのはなぜ?

 商売をやっていると自分の奥さんや子供が、自分にとって敵となるケースがあります。特に、人件費が安いからという理由で奥さんを経理で使うと、経費の使い方を理解してもらえず、財布の紐を締められるケースが多々あります。会社が上手く行かない時は、更に旦那のダメ男ブリが鮮明になり…親戚一同総スカン。このような状態を防ぐ打開策はないのでしょうか?
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「4行日記」をご存知ですか?気づきの継続で人材を活かし億った企業も!

 中小零細企業の長所は、裏方も含めたチーム全員がお客様に近いところで仕事をしていることです。お客様からいただいた気付きを全員が活かせるなら、飛躍的な業績アップも夢ではありません。そこで本稿では、気付きを得る習慣を作るのに役立つ「4行日記」を、キミアキ先生が紹介してくださいます。
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顧客満足は15秒、決断は29秒★即決即断で行動する人がやっていること

 スカンジナビア航空の調べによると、お客さまは最初の15秒で顧客満足を決め、ナポレオン・ヒルは29秒で鉄鋼王のアンドリュー・カーネギーの下で20年のタダ働きを行うことを決めました。経営者は皆、即決即断を行うことを求められ、その反応速度で外部に評価されます。どうすればこれを実行に移せるのか考えてみましょう。
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事業が花開いてお金が儲かり始めたら考えるべき2つのこと

 ある事業がついに花開き、会社に大きな利益をもたらしてくれるようになったら、考えるべきことが2つあります。1つ目は税金が増えることによる資金繰りをどうするか?、2つ目は事業の方向性をどうするか?という問題です。どのようにこれらの問題を解決していけば良いのでしょうか?
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日本企業の97%が「4千万円ぽっち」も稼げないのはなぜ?

 未来工業の故・山田社長は、日本企業で「儲かっている会社はわずか3%」と指摘しながら、「なぜ4千万ぽっちも稼げないの?」とストレートなメッセージを起業家に向けて発信していました。山田社長の本意を考察しながら、4千万円の利益を稼ぐ会社ってどうやって作ればよいのだろう?という実務の話も含め、キミアキ先生がお届けいたします。
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商売人として経営者として「人徳」を積むにはどうしたら良いのだろう?

 「優秀な人材を獲得したい」と悩み始めた時に、経営者は「どうやったら人徳を積めるのか?」と考え始めます。トイレ掃除を自ら毎日行う…のような美談的な行為では無く、あくまでも商売の実践において人徳を積む方法について、キミアキ先生が解説してくださいます。
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ボーナスの起源は江戸時代?!夏と年末それぞれに起源があった!

 今ではほとんどの会社で当たり前のように支給されている賞与。読者の皆様はその起源が、近代日本以前の江戸時代にあったことをご存じですか?江戸時代の夏季賞与と年末賞与にはそれぞれの起源があり、渡されるお金の意味合いも違ったようです。ただし、経営者が賞与に込めた意味合いや原資確保に悩む部分は今も昔も変わらないかもしれません。